シーズン到来!復活林道ツーリング (その1)

2008/04/13 兵庫県 生野周辺

  • 走行距離 : 253km
  • 参加者 : たみたん、師匠、師匠弟、N杉さん、K瀬さん、YUKIさん、林道親父さんご一行
 
N杉さんからの指令

春がやってきた。巷にバイク乗りが増える季節だ。ひさしぶりにN杉さんからツーリングのお誘いがあり、林道走るというので私も行くことにした。思えば去年何度かツーリングには行ったものの、まともに林道走っていない。しばらくブランクがあったので、以前よりもまして遅さがレベルアップしているハズだ。

さて、遊びに行くためにはしーたんを預けなければならない。集合は8時に道の駅三木だ。間に合うかなぁ〜???

N杉さんから「ガソリン満タンで来てね」とのメールが・・・。 さらに「遅刻しないでね」とクギを刺された。我々が遅刻常習犯なのをすっかり見抜かれてる。しかし8時集合はちとキツイ。なんせ保育所が開くのが7時。ダッシュで預けてダッシュで明石に向かい、着替えて単車ひっぱりだしてきての出発。しかもガソリンは空っぽ。入れてる時間ないのでリザーブのままとりあえず三木へ向かうことにした。

予想通り集合場所に着いたらみんな集まっていた。オフ車がこれだけ並んでいると圧巻!遠くからでも一目でわかる。人数が多いとは聞いていたものの、今日はいったい何人来てるんだ?とりあえずN杉さんに挨拶すると「あと3人くらい来るはずやねんけど」と言うので「先にガソリン入れてきます」とガソリンを入れに行く。ちょうど道の駅を出て行くときに、その3人くらいの人がやって来たのとすれ違った。あーあー、待たせちゃってごめんなさい!

総勢14名でいざ出発!

やっと全員そろったところでミーティング。まずは先導してくれるN杉さんからひと言注意事項と、簡単に自己紹介。名前と乗ってるバイクを言っていくことに。

まずはN杉さんから。「えーと、serowに乗ってるN杉です・・・」

「えっ!?」 師匠と私は同時に反応。「N杉さん、serow乗ってんの???」。へぇ〜。おんなじserowでも乗る人が違うとまったく違うタイプのバイクに見えるなぁ。私のセロオはチャリンコ並みやもんなー。(乗る人の問題だが・・・)

それから順番にみんなそれぞれ自己紹介していく。林道親父さんたちも久しぶりだぁ。以前「おにゅー林道」走りに行ったとき(なんともう3年も前!)にご一緒させてもらったっきりだけど、覚えててくれてるかな?(あの私の遅さは忘れまい・・・)

あっ!女の人がいる!わっ!赤いバイクに乗ってる〜(=速い人 by たみたん的解釈)。しかし言葉を交わす間もなく出発。まずは175号線を北上。道はあんまり詳しくわからないけど、いつもよく通ってる河原の道を走る。ダートというほどのもんでもない道だが、すでにこの時点で遅れをとっているワタシ。一生懸命走ってるんだけどね〜。

チョロっと半分舗装されかかった林道を走って休憩。そういや「去年はここダートやったのになぁ」という道が増えている気がする。だんだん走れる林道が減ってきた。でもN杉さんが開拓してくれてる(ウワサによると道を切り開いているとか・・・)ので当分大丈夫か?

例によって他人のバイクを物色しだす師匠兄弟。ところで今日初めてお会いするK瀬さんは師匠の先輩。オフロードやってるって話を聞きコースに一緒に走りに行ったことがあるらしいが、かなりオカシイ人らしい。(注:ここでいう「オカシイ人」とは、ゲロやガレ場にくるとテンションが上がってしまう人たちのことを言う)

隅っこの方で何をしてるのかというと・・・。

真剣なまなざしで地図をチェックしていらっしゃる。この真面目で内気そうな人がオカシサN杉さん級だというのだから驚きだ。しかし残念なことに、遥か彼方後方を走っていた私は、その走りっぷりを拝見することができなかった。

山に入るぞ

林道に入る前にトイレ休憩&お昼ご飯の調達だ。ずらりと並んだオフ車たち。今日は青色率が高いな。めずらしくserowも2台。

師匠が「セロオのスプロケ、も〜あかんな〜」と言い出すと、弟がすかさず「スペアがあそこにあるやん。しかもスペアのバイク」。でもN杉さん仕様じゃぁ怖くてよー乗らん。ゲロセンサーついてるらしいし。それにしてもスプロケはピンピン、ブレーキパッドは磨り減ってるっていうし、スポークもサビサビでかわいそうなセロオ。単なる整備不良って話もあるが・・・。

お昼はこの辺りじゃお馴染みの「たい弁」。でっかいおにぎりと、おかずを3種類チョイス。好きなものを選べるのでうれしい。

外で林道親父さんに声をかけると「子供おっきくなった?」と言ってくれた。えぇ、えぇ、大きくなりましたとも。今日も自分をほったらかして親は遊びに行ってるとは知らず、ご機嫌で保育所へ行った。まったくよくできた娘だ。

途中でガソリン補給。なんせ14台一気にきたので、スタンドのおばちゃんがテンパってる。道路向かいにチューリップが並んで咲いてたので、待ってる間に写真とっといた。今年はチューリップ荒らしが流行ってるそうで、あっちこっちで花が折られたり、踏みつけにされたりしてるそうだ。

さていよいよ林道へ。師匠が「こっから林道入るで」と言うので「ほな、最後走るわ」と後ろの人に譲ろうとしたらYUKIさんが「いいよ、いいよ」と合図してくれた。「いやー、でもめっちゃ遅いですよ〜」というと「大丈夫!」とニッコリ。めっちゃ爽やか〜!!!この余裕がかっこいい。でも私の遅さを知らないんだろうなぁ・・・きっと。

セロオに泥を塗る

さっそくですがコケました。でもここまでコケずに頑張った!(めちゃ遅いけど)。

ひさしぶりのダートで「うわっ!」「ぎゃっ!」とかなりながら走る。地面が土なので走りやすかったけど、やたら木の枝とか転がってるし。それにやっぱりカーブは怖い。

『あのカーブ 曲がれんかったら 空の上〜♪』(詠み人 たみたん)

それにしても、あらためて写真で見てみると自分でも「なんでここでコケたんや??」と思うようなところでコケてるなぁ。確か木をよけようとしたらバランス崩して「あっ!」と思ったらやっぱりコケた・・・って感じやったと思うけど。

『倒木だ! よける間もなく 倒木打〜♪』(詠み人 たみたん)

・・・というわけで、今日もまた私はセロオに泥を塗りました。

でも、「人の顔に泥を塗る」のはよくない表現だけど、「バイクに泥を塗る」のは正しい使い方だよねぇ?

ちなみに、ステップのところに雪のかたまりが挟まってる。まだ雪が残ってたんでビックリ。

ランチタイム

お〜怖っ!お弁当食べながら「こんなとこ、バイクで降りれる?」と聞いてみると・・・

師匠:「ボクは無理やけどアノ人(N杉さん)なら行けるやろうなー」

K瀬さん:「降りれるけど登ってこられへんわ」

師匠弟:「ボクなら落ちれます

ワイワイと賑やかなランチタイム。私が追いついた頃にはすっかりみんなはお昼ご飯食べ終わってたでしょうね〜。

のんびりごはん食べてたらN杉さんがやってきた。

「たぶんなー、この先行き止まりやねん。引き返してこなアカンと思うわ」。

「・・・っちゅーことは、今の道を下るんですかっ!?」(汗)

そしてN杉さんはニヤニヤ笑いながら去っていった。