台風一過!美山林道ツーリング (その1)

2004/11/07 京都府 美山周辺

  • 走行距離 : 272km
  • 参加者 : たみたん、師匠、師匠弟、MWI氏、N尾さん、N馬さん、N杉さん、I田さん
 
セロオの父、参上!

このあやしいおっさん(→注:左の赤い方)が、セロオの父、MWI氏です。前回雨天中止でいけなかった美山ツーリング。今回はお天気バッチリ!早起きして出発です。
寒くなるだろうからと前もって用意したボディータイツ(いわゆる「バ○シャツ」)とサーモパンツ(いわゆる「モ○ヒキ」)を着用。手袋だって移動用にウエットスーツ素材「ネオプレーン」の屋外作業用手袋(ホームセンターで800円でゲット)を準備。これは暖かくていいけれど、分厚いのでレバー操作がしにくいです。そんなこともあろうかと、林道用にはいつものFOXボロボロ手袋を持参してます。
ガソリンは「セローも満タンにしといたから」という師匠。「おやっ?いつになくやさしいじゃない」と思ったら「ただし、腐ったガソリンで」・・・・・・。
げげげっ。それってドナドナされたGSX-R400のタンクの中に何年も長期保存されてたやつじゃない?それでなくてもかかりにくいセロオのエンジン、かからなくなったらどーすんのよっ!
「大丈夫、大丈夫。3分の1くらいしか入ってないから。これ(=腐ったガソリン)使い切るのノルマやからね〜。」と微笑む師匠。

まぁなんとかエンジンはやっとのことでかかり出発。
集合は道の駅三木に7:00AM。いつものように遅刻です。着いたら全員そろってました。こちらは明石方面組、7名です。 MWI氏は別方面からやってくるので第2集合場所である道の駅「瑞穂の里」で9:00に合流することになってます。MWI氏をピックしに、篠山方面へ向かいます。
走り出してしばらくするととんでもない霧。まっ、またしても前が見えないっ!
そしてさらに追い討ちをかけるように雨が・・・。なんでぇ〜っ!?あんなにいい天気だったのにぃ。山の天気は変わりやすいというの本当だと実感。よりによってこんなときに限ってカッパ持って着てません。(持っていこうとしたが、出掛けに「いらんか。置いていこか」と置いてきてしまった。大きな判断ミスでした)
上着は撥水なので濡れても平気。濡れても平気じゃないのはブーツ。あーあー、林道入る前からドロドロのぐちょぐちょです。ゴアテックスのブーツ用インナーとか欲しいなぁぁぁ。
瑞穂の里に着いたら見覚えのあるSerow(MWI氏のセロピー)が一台停まってました。まずは雨宿り&朝食です。いつもは、しゃべりだすと止まらないMWI氏ですが、さすがに初対面の人ばかりなのでちょっぴりおとなしい???まるで借りてきた猫です。

建物の中に入ると食堂はまだ開いてません。9時半から開くというので待つことにします。その間に売店コーナーでN尾さんがみんなに大福もちを買ってきてくれました!いつも太っ腹(細いのに)のN尾さんです。そして彼のウエストバッグからでてくる、でてくるおやつの山。
「OREOのイチゴ味」 ←これはおいしいっ!
こちらも持参していたカントリーマアムを出します。さっそく朝一番からおやつの配給です。
寒いねぇ〜っと話はじめるとMWI氏が「今日ワシは下4枚、上7枚や。バッチリ着込んできたでぇー」というので、すかさずI田さんが「たけのこみたいですね」と絶妙なタイミングでつっこみ。今日もI田節は絶好調です。
食堂が開いたのでうどんなどをすすり、ようやく出発。外はまだ雨が小降りなので師匠のカッパを借りることにしました。でも前回のことがあるので「林道入る前には脱いでや!」と念押しされます。

フラットで走りやすい林道?

瑞穂の里から少し走って本日一本目の林道に入ります。

と、思ったらいきなり「通行止め」の看板が・・・。
でもこれは四輪のための看板なのであり、二輪の私達のためのものではないという都合の良い解釈で先へ進みます。
もちろんカッパもここで脱ぎます。これはすでに学習済み。
ドロドロになったカッパを丁重にたたんで師匠にお返しします。

さて、いよいよ林道です。台風でかなり荒れてることは予想されますが、「フラットで走りやすいフツーの林道」と聞いていたので安心して参加したのです・・・・・・が!
ガレガレやんっ!
いきなりガレガレ。どこがフラットやねんっ!でもセロオのリアサスをノーマル(それでもひと巻きカット)に換えたので、いつもより心なしか、暴れ方がおだやか。N尾さんいわく、「まるでウサギみたいにピョンピョン跳ねとって、後ろから見てると危なっかしくて怖い」状態だったそうです。スピードはカメなんですけどね。
今日はちょうど良い具合にガタゴト感を楽しんで走れます。

ちょっとウォームアップ走行した後のひとときの図。

黒いジャケットの後ろ姿は師匠弟。
よく見ると私と同じタイチのジャケットです。でも私のより上等。ウインター用で裏地が取り外しできるそうです。私のは中がメッシュで取り外しはできません。

確かにフラットで走りやすい。(ところもある)
ずいぶん車体を傾けられるようになったと、師匠からおほめの言葉をいただきました。
そういわれてみるとちょっとオフローダーらしくなってきたかなっ???

朝日がまぶしいです。すがすがしい森の中の風景。
それにしても8人で走っているのになぜひとりぼっちなのか。他の人はいったいどこへ?
(遅いのでおいてけぼりなのは言うまでもない・・・)