バインミーと長谷の棚田ツーリング 2024/11/21 能勢:長谷の棚田
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バインミーやん
なぜバインミーか?
今日はうちの師匠も会社を休んで一緒に行くらしい。 そんなわけで、集合はいつものファミマに11時。グーグル先生は1時間と言っているので、余裕をもって2時間くらい前に出る用意。 急に気温が下がったので、前回は夏のジャケットで行けたが、今日はウインタージャケットを裏付きで着ていく。 中はヒートテックのタートルネックのインナーにヒートテックのコットンハイネックを重ね着。さらにフリースジャケットを羽織ってから ウインタージャケット。 下はスパッツ履いてウインターパンツ。さらにさらに、靴下は5本指ソックスの上からヒートテックのハイソックスと、2枚重ね。 手袋もごついタイチの冬用。 いっぱい着込んできたのと、10時ごろからだんだん陽が出てきて暖かくなってきた。 ルートは木見から有馬方面へ。有馬街道に出てからガソリン入れるのに休憩。ここでフリースを1枚脱ぐ。暑くなってきた。 時間は10:30。いいペース。あと30分くらいでちょうど着きそう。 ・・・と思ったら。有馬温泉までいく道で前を走る大型トラックがえらく遅い。 何があった???と思うくらい遅い。平均速度20km/h。いやいやいや、遅すぎる。 なんでかな〜と思ったら、そのトラックの前に原チャリのおばちゃんがマイペースで走ってる。 あぁ・・・これはアカン。いくらなんでも遅すぎる。追い越し禁止やし、おばちゃんはど真ん中をずーっと走ってるし。 早くどこかへ行ってくれないかと思いながら走っていたが、結局有馬温泉までそのままだった。 有馬温泉を過ぎておばちゃんがいなくなったが、前のトラックのペースは思ったほど早くならなかった。 まぁ、さっきよりマシな40km/h。 うぅむ、完全に遅刻。また怒られる。 結局ファミマに到着したのは11:30過ぎ。30分も待たせてしまった。うちの師匠は蓬莱峡まわりではなく176で来たらしくスムーズに来れたとか。 蓬莱峡まわりより176まで出たほうが早いかも。さて、コンビニで飲み物とおやつを買って出発。 まずはバインミーやんへ。「バインミーやん」という名前のお店。 MWI氏についていく。 バインミーやんは国道沿いにあった。車は停めるところがない。2階は沖縄料理の居酒屋?かなんかで、まだ工事中のような外観。 これじゃあ知ってる人でないと探せない。 店の名前も外からはまったくみえない。
するとMWI氏がガラガラっと扉開けて店の中に確認しにいった。やってるらしい。 MWI氏はさっさと注文。月替わりのスペシャルメニューがあったが、いわしのバインミーが気になるので私はイワシにした。 「1個で足りるんか?」と。確かに食いしん坊ですけれども、さすがにバインミー2個は多すぎやでな。 「パクチー入れても大丈夫ですか?」とお姉さんに聞かれる。ダイジョウブダイジョウブ。 でもベトナムで現地のパクチーを食べて思った。全然日本のパクチーと味が違う!!(いい意味で) 日本のパクチーはご存じカメムシ臭がすごいので、苦手な人は苦手だろう。 ベトナムで食べたパクチーはカメムシ臭がまったくせず、むしろセロリのようなさわやかさがあって美味しい。 これならムシャムシャいける。この差はなんだろう? 店内はカウンターのみで、店内でも食べれるけどこれじゃぁあんまりゆっくりできそうにないので、テイクアウトがオススメ。 そもそもバインミーは屋台で買ってきて食べるもの。お姉さん、テイクアウト用に1個ずつキレイに包んでくれた。 MWI氏のに2個でてきたから少食やのに珍しいなと思って「おや?2個も買ったん?」と聞いたら、奥さんの分も買ってあげたらしい。 優しいのぉ〜〜。奥さん想いのいい旦那さん。 |
山の中でバインミー
棚田を見下ろせる広場があるというので、そこで棚田を見ながらバインミーを食すプラン。 山へ上がっていく道の手前で停止。 MWI氏が「この先トイレないけど、道の駅寄る?」と気遣ってくれた。こういうとこ、割と紳士的。 苦手なUターンして、道の駅いながわへ。 秋の行楽シーズンで連休ってのもあってか、道の駅の駐車場はいっぱい。いったいどこに停めたらいいのやら? 何度も来た事あるところだけど、いつも何も考えずにどこでも停めれるから、バイク置き場を意識したことがない。 駐車場をぐるぐるまわって、バイク置き場発見。 しかしすでにバイク置き場には微妙なスペースを保ってぎっちり停められていて、ここにさらに単車3台は入らない。 師匠は駐輪スペースの横の邪魔にならない所に停め、MWI氏は「ワシの後ろに停めるか?」と言っていたところ、 停めてはった男性が「もう出ますからここに置いてください」と場所を譲ってくれた。
最初は普通の舗装路。そんなに道が細いわけでもなく、軽トラでも走れる道。 それが急に林の中へ。 基本的にこういう感じの舗装林道は好きなんだが、落ち葉の時期は嫌い。特に濡れ落ち葉は滑るのでキケン。 今日は濡れてはいなかったが、落ち葉がフカフカで舗装路なんだか土なんだか、その境目がわからない。 油断してると土のところに突っ込んでいって「うぉっ!」ってなってしまいそう。 それに今年はあんまり単車に乗ってなく、ひさしぶりのツーリングなのでより一層慎重。 常に初心者。初心忘れるべからず(笑)
「道間違えたかぁ?」と。 「知らんがな」〜〜 ウン十年前にはよく走りに来ていた場所らしいのだが、さすがにそれだけ時間がたてば道の様子も変わる。 とくに林道は。 昔はダートだったところはほぼ舗装。 ここも「この先に見晴らしのいい広場があったはず」というが、この先「進入禁止」となっていた。 確かに、この先はだいぶ荒れてそう。進入禁止ということは誰も通らないので、道も荒れる。 さっき通ってきた道も、木が倒れてたし。 それより棚田はどこよ!?
ちょうどお昼時でお腹もすいたので、棚田は見えないが単車停めれたし、ここでバインミータイムということにしよう。 MWI氏はバインミーとコーヒー持って階段の方に歩いて行った。 階段を上っていくなんてめずらしい。
ちょうどいい大きさの岩もなく、岩があってもコケだらけ。 こんなところ座ったらお尻が緑色になるわ! というわけで、私は立ち食い(笑) バインミーはフランスパンがちょうどいい柔らかさ。そとは少しパリッとしてて中は柔らかい。 噛み応えのあるちゃんとしたフランスパン。 具材も美味しかった。ソースの味がいい。 ベトナムで食べた時はこれにホットソースをたっぷりかけるもんやから、ヒーヒーしてせっかくの味がわからない。 バインミーやん、オイシーやん。 |
やっと棚田
右の道から車がやってきた。こんなところ通る車おるんや・・・。 とにかく、車が走ってこられる道だということだ。安心、安心。 では右へ。 ちょっと林道走るとすぐに開けてきて、棚田が見えた。なーんや、近いやん。 でも棚田を上から見下ろすというよりは、斜面に広がる棚田を中腹あたりから横から眺める感じ。 さっきの三本道を、真っすぐ行けば上から見えたのかも。 いや、上まで登っていくのなら左の道かな〜。通行禁止やから行かれへんけど。
岩座神の棚田は勾配きつくて段差が高いので、下から見上げても段々になっているのがよくわかるが、 ここの棚田は薄っぺらい。 範囲が広くて、棚田1枚の大きさもかなり大きい。 段差が低くなだらかに広がっているので、横から見るとあんまり棚田に見えない。 上から見下ろすのがいいなぁと、ちょっと歩いて上のほうまで上がってみることにした。
棚田とキウイを撮ったら、その辺ぐるっとまわってみる。 だけど、ちょっとどこから見ても段差わかりにくく、棚田とわかる写真にならない。 うぅむ。難しいぞ。 しかも稲が刈り取られた後やし。棚田は水が張ってる時期に来たい。できたら夕日か朝日があたる時間に。 でも、問題はそんな時間に棚田にいたら、帰りは真っ暗だということ(笑) 一度ギラギラしてる棚田撮ってみたいもんだが。 |
帰りがけにちょろっとダート
では帰る。上ってきた山の反対側に下りていく。 杉生に出れるという。あぁ、これ亀トラ行く道か。 MWI氏が「いつものトンネル行くか?」というので、そうしましょうそうしましょう。 私がジローをこかしてレバーを折った場所ね。 またこけたくないので、めっちゃ身構えて走ってたけど、なんなくトンネル到着。MWI氏はトンネル前で停まって写真撮ってる。 私も撮りたいけど、冬用のグローブ外してカメラ出すのが面倒。 それにしても、なんてことない道だった。 「あれっ?私いったいどこでこけたん?なんでこんな道でこけたん?」 そしたら「トンネルの向こう側や」という。そうなんや。すっごい急なカーブで登りで、エンストさせてしまってコケたのだ。 今日は反対から来てるということは、下り坂か。 トンネル抜けたらヘアピンカーブでてきて、そうそう、ここここ、と思いつつ、めっちゃゆっくり慎重に進む。 よかった。今日はコケなんだ。
Uターンして戻る。 テネレはターンがめんどくさいらしく、「行ってら〜〜」と待機。
写真ではわかりにくいが、えぐれたところに岩がゴロゴロ。今年もゲリラ豪雨多かったからなぁ・・・・。 多量の水が流れて掘れちゃったのねぇ。 林の木も枝もバッキバキって感じやったし。
緑の中で赤は映えるね。 確かにライトをつけるとかっこいい。 XTは絵になるので、いつも勝手に撮らせてもらってる(笑) ではいつものローソンでシュークリーム買い食いして、コーヒー飲んで帰る。 ダリア園でさようなら。 今日はちょっと林道もダートも走ったし、ずっと行きたかった棚田も見れたし、早めのいい時間に帰ってこれたし、日中はぽかぽかあったか陽気だったし、 いいお散歩ツーリングだった。 |