セロオ復活か?ー明石で散歩

2004/05/21   兵庫県 明石近辺〜淡河
  • 走行距離 : 50km
  • 参加者 : 師匠、たみたん
 
思いつきで出発

家でボーっとしていたら師匠から連絡あり。
「今日はなにしてんの?」(師匠)
「べつになんにもしてなーい。ボーっとしてるけど?」(たみたん)
「天気もいいし、Serowの調子みるのにちょっとその辺走りにいかん?」(師匠)
「いいねぇっ!じゃあいまからそっち行くよ。」(たみたん)
という具合でお昼過ぎから明石へ向かい、ふらっと走りに行くことになった。

前回、ゴールデンウィークのツーリング以来乗っていなかったので、エンジンの始動が悪い。チョークひいてもなかなかかからず、「う〜ん、かからへ〜ん!」とうなっていると師匠がやってきて一発でかけてくれた。さすがっ!まだまだ見習うことはたくさんありますなー、などと思いつつ、さっそく出発。
とくに何も計画していたわけではないので、とりあえず近場に行くことに。行き先は師匠まかせ。私は後をついていくだけです。そんな私のことを師匠はよく「他人本位はアカン!」と叱りますが。。。

むむむ、ガス欠!

そんなこんなでとりあえず山の方角に向かって出発。「オフローダーはなぜ山を登るのか?」「それはそこに山があるからです。」
それにしてもこのSerowはビリビリ音がします。どうやら後ろのナンバープレートがフェンダーにふれてビビっているようです。原因がわかっていれば心配はないので、とりあえず無視して走ります。
しばらく走ってお茶を買うためにローソンに寄ったのですが、このセロオのキーはなかなか抜けません。いつもハンドルロックがかからず苦労します。

躍起になってガチャガチャやっているとスコっと抜けたりするので、いまだにコツをつかめずにいます。どうやらいちどこじ開けられようとしているような跡があるので、そのせいかもしれません。セロオを手がけた今村さんの話では「ちょっとキーをフロント側に倒し気味で抜くと抜ける」ということだったのですが、私がやるとどうもうまくいきません。これも訓練課題です。

さて、ローソンをでてしばらく走ると突然セロオの具合が悪くなりました。信号待ちをしていたらいきなりエンスト。あわてずに再スタートして走りはじめましたが、なんか音がヘン。ゴワンゴワンという感じで今にも止まりそう。で、やっぱり止まっちゃいました。その後はいくらやってもエンジンはかかりません。師匠が遥か彼方前方から、様子がおかしいと思ったのか引き返してきてくれました。
「エンジンとまっちゃって、いくらやってもかかれへんねん」(たみたん)
「ああ、こりゃガス欠やな。リザーブタンクにきりかえてみ?その先にガソスタがあるからそこでいれよう。」(師匠)
というわけでホッとしたのでありました。ちなみにわたしのセロオはだいたい240kmくらいでリザーブに切り替えのようです。これは覚えておかなくちゃ。

まぼろしの雄岡山、雌岡山

さて、おなかいっぱいになったセロオは調子よく走ります。といっても私のはオンボロSerowなので、調子のいいSerowがどんなふうに走るのかはわかりませんが。。。
今日はまだいまのところはオンロードしか走っておらず、林道にはいったいいつ入るのかなぁ?と思っていたら、いきなり師匠がUターン。
「えっ。やめてよっ。Uターン苦手なんだから。」よいしょっ、こらしょっと。う〜ん、Uターンも練習課題ですね。
師匠がなにやら立て看板の前でたたずんでいます。どうやらここは山への入り口のようです。雄岡山、雌岡山というところらしく、神戸が一望できる非常に景色のいいところだそうです。
「あかんわ。もう閉まってる。」
残念!夕方になると入り口が閉ざされてしまって、入れません。しかたないのでそのままオンロードで呑吐ダムへ向かいます。

 
いちばんの難所

呑吐ダムでセロオのフォークをチェック。「よし、まだ今のところオイル漏れなし!」よかったよかった。帰路につきます。
まあ何事もなく無事にまた師匠宅に帰ってきました。
でも実は私にとってここが一番の難所。道路から家の庭にはいるところに石段があるのですが、そこがどうやっても登れない。怖いせいもあってなかなか思い切っていけないのです。
エンジン切って押していこうとするのですが、なんせSerowは重たいっ!石段を押してあがるなんて無理っ!
これまた「う〜ん、う〜ん」とやっていると師匠が「やれやれ、まったくしょうがねぇなぁ、コイツは。。。」というような顔をして手を貸してくれます。
「どれ、貸してみ」ブルン!ゴッゴッゴ。なんてことなく登っていきます。せめてセロオをお家に返してやることくらいできないと駄目だなぁ。これも練習しなくちゃあなりません。
ああ、課題は山積みです。