丹波篠山 大野山行けずツーリング

2020/10/28 兵庫県 丹波篠山

  • 本日の走行距離 : 188km
  • 本日の気温:16℃〜19℃
 
お山の上でシナモンロールを食べよう

今日は平日の水曜日。いつものMWI氏とお散歩ツーリングを予定していたのだが、 DRの車検がやっと取れて走りに行きたそうにしているうちの師匠にも声をかけたら有休をとりはったので3人でお散歩へ行くことになった。

しかしうちの師匠の車庫は大久保。私のジローは我が家から出発できるため、それぞれバラバラに集合場所のぽかぽか温泉へ向かい現地集合することにした。

この頃迷うのが服装。どれくらい寒いのか、あるいはあったかいのか。天気予報で気温はチェックするものの単車で走っていると意外と寒かったりする。 山の中を走るならなおさら。先日の砥峰ツーリングでは凍えたので、今日はしっかり暖かい恰好でいくことにしよう。

まずはリュックにオーバーパンツと予備のパーカーを詰め込む。せっかく一眼が入る大きなウェストバックを買ったのに出番がない(笑)

冬はなにかと荷物が多くなるためリュックの方がいい。背負ってると背中もあったかいし。ウェストバックが活躍するのは春になってからかなぁ・・・。 あるいは後ろにバッグを積んでる時か。

待ち合わせはぽかぽかに11時。うちの師匠は単車を取りにいくため8時過ぎに家を出る。わたしはもうちょっと家の掃除でもしてから出るとするか。

どんなルートで行こうかなぁ・・。平日は押部谷ルートがダンプカーやトラックで結構混むので、つくはら湖経由の淡河ルートで行くことにしよう。 つくはら湖、紅葉してるかな??

9時過ぎに単車準備。エンジンはすぐかかる。シャンシャンいう金属音は走り出すとすぐにまたなりだした。なんやろか?これ。走るには支障ないんだけど。

つくはら湖は紅葉してなかった。道は空いていたのでスイスイ走る。もうさすがによく知った道。カーブの箇所も覚えてきたのでいいペースで走って 10:30には到着。まだ誰も来ていない。トイレに行って飲み物を買う。二人とも走ってる最中だろうから見ないだろうけど、LINEで「着いた」って連絡いれる。

しばらくするとDRが到着。ぽかぽか温泉には初めて来たらしい。それでも迷わず時間前には到着できるところがさすが!「遅刻するで」と言ってたMWI氏も 10分前の10:50到着。今日は全員優秀やん。

信号トリオ

MWI氏とお散歩ツーリングの時によく走る川沿いの道。MWI氏のXTを先頭にそのあとジロー、DRと続く。

道路と並行に畑の横の脇道を走って、途中で曲がって道路に出るのかと思ったら突然止まってUターン。どうしたどうした? しかもこんな狭いところでUターンなんて、ちょっと待ってやー。

なんでUターンしたのかわからなかったが、近くまで行ったら道路に出れないように糸が張られていたのが見えた。 いや、本来はきっと反対で、道路から畑の方に入ってこれないようにしてあるんだな。

キレイな真っ赤に紅葉している木の下に単車を並べて写真を撮る。

おや。赤、緑、黄。信号やん。並んでる順番がちがうけど。

こうやって3台並べてみると、XTとジローはおんなじくらいの大きさで形も似ていて、DRだけがやけに大きく見える。実際大きいのだが・・。

上の1枚目の写真と見比べると、前の2台がめちゃかわいらしく見える(笑)。

今日イチはこの写真かな。

赤い紅葉と緑のジロー。

赤いきつねと緑のたぬき ではありません。

大野山通行止め

もうおどろかない(笑)

しかし、工事のための通行止めがまさかあと2日ほどで解除されるってのにこんなタイミングで来るか〜〜?ってか。

通行止めの前で写真を撮ろうと近づこうとするが、入り口が結構な傾斜。突っ込んでから「しまった・・・」と後悔するワタシ。

これじゃぁ単車停められへんぞ・・・と内心冷や汗かいてたら、MWI氏に「無理や。それじゃ停まらんぞ」とすかさず突っ込まれる。

単車の向きが悪いらしい。道に平行に単車を向けてギアを入れたままスタンド出すのだそうだ。ギアをいれたままってのはわかってるんだけど、 向きがおかしい? ん? こっち? え?? 「ちゃうちゃう、こっちや。」「こっち!!」「こうっ!」

やっとこさ停めれたのがこの状態。中途半端な場所・・・。

ちょっと林道へ

お山の上でコーヒー沸かしてシナモンロールを食べるつもりだったが仕方がない。あと2日ってことは工事も終わってるだろうから通れないことはないだろうけど、 通行止めって書いてあるので守りましょう。マナーの良いライダー。

では違う場所へ。「こないだ行った母子の池のとこ行くか?」と言うので、そうしましょう。きっと紅葉もキレイだろう。黄色いイチョウの木の下で去年写真撮ったところだ。 あそこなら座れるからコーヒー飲んでくつろげる。

母子の方へ抜けるのに、ちょっと舗装林道走っていく。おお。葉っぱがいっぱい落ちている。苔むしてるし、滑りそう滑りそう。

ちょっと停まって「こんなとこ走ってます写真」を撮る。

あんまり通る人がいないのか、ふかふかに積もった葉っぱが走るXTの後ろで渦をくるくる巻いて踊ってる。これはいいなぁ。動画で撮りたい。

道はまぁまぁ細く、登りはいいが下りはちょっとドキドキする。下りのカーブは苦手。リアブレーキ使いながらなんとかついていく。

途中でMWI氏が「上から走って降りて来てみ。動画撮ったる。」と言うので、ちょっと走って行って先でUターン。狭いところやから押してUターンする。

2人がいる場所を通りすぎて上がっていって、少し広いところを見つけてUターン。また下りてくる。どう?撮れた?(そういえばこの動画もらってない)

こういう道をトコトコゆっくり走るのは楽しい。あんまり早いとついて行くの大変やし、ついていこうとしたら怖いけど・・・。

ひとつ山を越えて、しばらく広い道を走ってから再び山の中へ。おおっと。今度はちょっと荒れた道。しかも下り。恐る恐るついていく。

MWI氏が後で「さっきの下り怖かったかー?」って。怖かった怖かった。

母子大池でランチ&コーヒータイム

そんなこんなで母子大池に到着。

お。今日もイチョウの木は真っ黄っ黄でキレイだ。師匠はDRもってって写真撮ってる。

また並べる順番が信号になってなーい。黄色は真ん中でしょ。

池の方はこんな感じ。

真っ赤・・・ではないけれど、紅葉はしている。

同じ木だと思うんだけど、1本は赤くて1本はまだまだ緑。生えてる場所もそんなに変わらないのに。

ちょっとここの景色はカナダの森みたいで好き。

屋根付きの休憩場所もあるのだが、座るところが緑色してる。苔?カビ?お尻緑色になったらイヤやなぁ・・・。

外から見るとちょっとキャンプ場のログハウスみたい。テントも張ろうと思えば張れるくらいのスペースはある。

中から外の景色を見ると・・・。素晴らしい!

額縁構図に秋の紅葉がおさまった。しかも赤、緑、黄とカラフル。絵になるわぁ。

シナモンロールへのこだわり

ここでコンビニで買ってきたおにぎりを食べる。ちょっと遅めのお昼ご飯。

そしてお楽しみのシナモンロール。お山の上で食べるはずが池のほとりで食べることになった。

それぞれにコンロに火をつけてコーヒーを淹れる湯を沸かす。とそこで、MWI氏が「しまったー!コーヒー持ってきてるのにコップ忘れた!」

「コップありますよ」とうちの師匠がプラのカップを出してきた。準備いいねぇ〜。私は自分のカップとインスタントのコーヒーしか持ってないわ。

シナモンロールは今回久しぶりに作ったけれど納得の出来栄え。いつもパンを焼いたら子供たち(と旦那)にあっという間に食べつくされるので、 倍量で焼いた。倍の生地をこねるのは力仕事。おかげで腕は筋肉痛。

発酵にも時間がかかり30時間くらいかけて発酵させた。レーズンで起こした天然酵母。よく発酵してくれたのでふわふわの生地になった。

シナモン好きのMWI氏(と自分)のためにシナモン大増量。かけまくる。溶かしバターにシナモンシュガーを振り振りして、ロールケーキのように生地を丸め、 カットして型に詰めてさらに2次発酵。型からあふれ出すくらいに生地が膨れたところで焼き上げる。溶けたバターが流れ出てくるが、型に入れたまま冷ますと それが生地にしみこんでしっとりした仕上がりになる。

いいぞ〜〜。今日のシナモンロールは美味いぞぉぉ〜〜〜。

せっかくふわふわに焼けたのにバックパックに詰め込んだらぺっちゃんこになってしまうので、ちょっとかさばるが箱に入れて持ってきた。 1人2個ずつ、合計6個。ぴったり箱におさまった。

美味しいシナモンロールってなかなか売ってない。好みの問題もあるが、私は上にアイシングとかグレーズ(砂糖のかたまり)がかかってるシナモンロールが嫌い。 かかってないのがいい。かかっててもちょっとだけでいい。しかもシナモンはたっぷり。生地はパサパサしたのよりしっとりしていているのが好み。

カナダにいたときに、地下鉄の駅に「シナボン」っていうシナモンロールの専門スタンドがあってよく買ってた。地下鉄の入り口の階段からこのシナモンロールが焼ける匂いが ただよってくるんだよなぁ・・・。あのシナモンロールが好き。COSTCOのもスタバのも食べてみたけどちょっとちゃう。COSTCOのはアイシングかかりすぎで激甘やし、 スタバのはちょっとしっとり感とシナモンが足りない。だからシナモンロールは自分で焼く。

なのに、ここでMWI氏がこんな一言。「美味いなぁー。既製品みたいや」

わかる、わかるよーー、言おうとしていることは。

「お店で売ってるやつみたい」ってことやんな。MWI氏流の表現方法。しかし「既製品」はないやろ・・・(笑) 冷凍パン生地で焼いたみたいやん。

Uターンの特訓

ここにちょうどよい砂利の広いスペースがある。

何にちょうど良いかというと、Uターンの練習をするのにちょうどよい。

地面が土なので、万が一こけてもダメージ少ない。・・・というわけで、「Uターンの練習じゃ!」が始まる。

ちょっとここでくるって回ってみ。と言われて乗ってみると、あ〜〜れ〜〜〜どこまで行くの〜〜?

とにかく小回りができない。MWI氏の特訓始まる。ハンドルは切る。ローでアクセルはそんなにあけずにクラッチで操作。 体は中心の方むけて、お尻は外側にもってきて重心をシートの角あたりに持ってくる。

まず。ハンドルを切ったままの状態で維持できない。アクセルは開けてるつもりないのにブンブン開く。半クラッチはぎこちない。 結果、動きがぎくしゃくするので超不安定。お尻を外にすると、内側の足はつかない。こけそうになるので足を出す。重心内側になってこける。

それでやっぱりこけた。

うちの師匠が「しまった。写真撮るの忘れた」とあわてて撮ったのがこれ。もう単車起こして乗ろうとしてるとこ。

単車の起こし方もまずいらしい。

起こす時かこけた時にへんなところに力が入ってたようで、腰が痛い。2〜3日痛かった。

「こけたらすぐにコックオフ!」へぇ〜〜。それも知らなかったなぁ。まだまだ修行が必要です。

しばらくここでくるくる回って練習。狭い道路でUターンできるようになるための練習なので、右向きばかりの練習。 同じ向きばっかりまわってたらよけいに腰が痛くなる。そろそろ限界。見てる師匠が「こら、あかんわ」ってな顔してる。

トラックでやってきたおっちゃんが話しかけてきたので、適当に話をかわしてそろそろ出発することにする。 いつものファミマまで走ってまたまた甘いもの休憩。秋のスイーツが美味しそうだったので、サツマイモのシュークリームを買う。 3人とも同じもの買って駐車場で食べる。

それではここでMWI氏とお別れ。われら西側住民は176向いて帰る。朝と同じ淡河ルート。途中で師匠とも別れて別々に帰宅。 結局もっていったオーバーパンツもパーカーも使わなかった。ヒートテックのタートルネックにフリースとウィンタージャケットで、ちょうどよい気温だった。 でももうそろそろ限界かな??あともう1回くらい今月走りに行きたい。そしたら冬眠。