多可町の黄色い曼殊沙華を見に 2020/09/22 兵庫県 多可町
|
シャカシャカ金属音の原因は
和歌山ツーリングの際にはそんな音していなかったので、なんだろう??いや、実はしてたけど気づかなかったのか?大雨だったから? 北海道に行っているMWI氏にLINEでそのことを言ってみると「バランサーが緩んでる」とアドバイスを受けたので、さっそくバランサーをチェック。 そしたら、確かに緩んでいた。手でスコスコ動くくらい緩んでいた。なのでガシッとかしめて動かないように固定。これでもう音はしないはず。 ジャケットはメッシュのジャケットだと六甲山で超寒かったので、今日は冬物ジャケットのライナーを外して着ていくことにする。 襟の裏側がボア生地なので少々暑そうだが、山の辺りを走っているとちょうどいいくらいだろう。 中に着たのは夏と同じメッシュの薄手の長袖。エアリズムのタンクトップにメッシュの長袖を着て冬ジャケットを羽織る。 冬ジャケットは胸のポケットが夏のジャケットよりも大きくてiPhoneが入るのがいい。コンデジ買おうかなぁ〜〜。コンデジ買ったらこのポケットにカメラ入れておけるな。 今日は友達に教えてもらった多可町の曼殊沙華の里へ黄色い曼殊沙華を見に行こうと思っている。なので、一眼レフを持参。 師匠と息子が自転車を積んで車でついてくるというので、重たい荷物は車に積んでもらってもよかったのだが、一眼レフをツーリングに持っていきたくて 一眼が入るウエストバッグを探していたら「大きいウエストバック持ってるで。古いけど。使ってみる?」と貸してくれたので、それにカメラ入れていくことにする。 ところがバッグの中がベトベトする。これは・・・ヤバイ。カメラがねちょねちょになっては嫌なので、ナイロンの巾着袋にカメラいれてバッグに突っ込んんだ。 しかし地図やら財布やらはそのまま突っ込んだので、後でエライことになる。
この道は土日祝いつも混むので避けたいところだが、山の方に行くにはこの道を通らなければならない。避けていくとするとかなり遠回りしなければならないので、 渋滞を我慢するか遠回りするかの2択で結局渋滞コースを選ぶことになる。 今回は一応私が1人でツーリングに行くという想定らしいので、車の前を走る。地図を見てルートを頭に叩き込む。それでもよく道を間違える。 間違えるというか、道なりに走ってるはずなのに気づけば思ってるのと違うとこに行ってることが多い。今回もそんな場面が何度かあった。 もう何度も走ってようやく道に迷わずに行けるようになった押部谷の方までは心配ない。いつものガソリンスタンドで給油。 ガソスタでもう一度地図を見てルートを確認してさぁ行こうと思ったら、師匠の車が先に行った。なんやねん。前走れってゆーたくせに。 考えてた道と違う道で行ったのでついていく。途中のセブンイレブンに入った。休憩。ここから前走れと。予習した道と違うからわからんがな・・・。 もう一度地図を見る。ふむふむ、この85号線を道なりに行って175号線に出たら右やな。 で、さっそく175号線がわからん!スーパーとかあってちょっとくちゃくちゃしてる。私はこういうちょっとした曲り道でだまされて間違った方へ行ってしまうのだ。 今回も「え〜〜?どっちどっち?」ときょろきょろしてたら後ろで車がウインカーだしてくれたのでその方向へ曲がる。 あった。175号線。これは右であとはひたすらまっすぐ。427号線にぶつかったら427へ。 427号線も曲がった直後はちょっとトリッキー。でもずっと「427」の看板が出てたのでそれに従って右へ左へ。 お!新型セローとなんかわからないのの二人組発見。ブルーの新型、さわやかでいいねぇ。 世の中4連休ということでツーリング人口多い。もっと山の中はスイスイ走れるかと思った、思ったよりペース遅い。地元の車が多いみたいでのんびりペースの車の後ろについてしまった。。 |
道の駅「山田錦の郷」でシカ肉丼
曼殊沙華の里はグーグルマップで場所はチェックしてあるものの、駐車場の場所がわからない。近所の公民館の駐車場が開放されているとか。 よく場所がわかないのとそろそろお昼も過ぎてお腹が減ってきたので、まずは427沿いにある道の駅に行くことにする。
まずは腹ごしらえ。 メニューを見ると「シカ肉丼」があった。あとはうどんとかおにぎりとか巻きずしとか。 ここはやっぱりシカ肉丼いっとくべきでしょう。 シカの肉のカレーとかは食べたことがあると思う。脂身がなくて噛み応えのある肉。えらい分厚いのがのっかってて噛むのが大変だった。 もうちょっと薄切りにしてくれたらいいのに。吉牛並みに・・・。 こんにゃくとかごぼうもでかい。田舎のごはんって感じ。味はまぁまぁ。醤油がきついかな。ただ、シカ肉は「食った!」感満載(笑) このあたりではお酒の醸造に使う米の代表である「山田錦」を栽培している。山田錦は兵庫で開発された品種で、現在でも全国の生産高の6割が兵庫県産だとか。 酒米の中でも粒が大きく、大吟醸に使っても(磨いて削っても)おいしい部分が残り、麹菌が入り込みやすくうまく発酵が進むのだとか。 あたり一面田んぼだらけだが、おそらくここらの田んぼほとんどが山田錦なんだろう。これが美味しい大吟醸に・・・。でも私あんまり酒飲めない。 お酒は弱くとも、山田錦を使ったパンを売っているのでいつもこのあたりに来たら山田錦のパンを買う。それに山田錦の甘酒!これ絶品。 |
思出川と彼岸花
どれくらい人が来てるのか、駐車場はどこにあるのか、よくわからないままとにかく川沿いに行ってみることにする。
そうだ。この一面山田錦の中でジローの写真を撮ろう! ちょっとだけ砂利道走っていってだーれもいないところにジロー停める。あんまり欲張って遠くまで行ってしまうと途中で滑ってこけたりするだろうから、 ちょっとだけでとどめておく。 ちょうど稲穂が頭を垂れている頃だ。実ってる、実ってるぞ。山田錦。この猛暑にもかかわらずちゃんと収穫できそうではないか。 こういうのを見るとこの山田錦で作った日本酒もちょっと飲んでみたいなぁとか思う。 おちょこ1杯が限界だけれども(笑)
そんなに大混雑というほどの人手ではない。4連休にしちゃ思ってたよりずいぶん少ない。そんなに知られていないスポットなのかも。 いったん駐車場にジロー停めて、ジャケット脱いでカメラひっさげて歩いていく。するとなんとこの細い砂利道を向こうから車がやってきた。 こんなとこ車入ってこれるんやー。だったらジローこっち持ってきてもええんとちゃう? てなわけで、ジローを取りに戻って砂利道をゆっくり走ってくる。人がうろうろしてるからね。2速でゆっくり、邪魔にならないように気を付けて。
めずらしいのかもしれないけれど、やっぱり彼岸花は田んぼの畔に真っ赤なのがずらっと咲いているのがそれらしくていい。 でもせっかくこれを見に来たので写真撮る。 でもやっぱりなんだかなぁ・・・。彼岸花らしくない。インパクト弱い。やっぱりあの毒々しいほどの赤い色でないと。
なになに?看板には「しだれ桜と曼殊沙華」。へぇ〜。じゃあ春に桜を見に来るのもいいな。 ここの彼岸花は地域の人達が球根を植えてきちんと管理をしているそうで、郵便ポスト型の募金箱が置かれていた。 財布の中の小銭を全部じゃらじゃら入れておく。全部入れても大した金額ではないが、こういうものは気持ちだから。 せっかくジローをこっちまで持ってきたのだから、この水車のところらへんでジロー入れて撮りたい。が、カメラマンがねばってて動かない。 黙って待ってても撮影終わりそうにないので、ちょっと声をかけて「ここに単車を置いて2〜3枚写真撮らせてもらっていいですか?」と断りをいれる。
でもカメラマンたち待っててもらってるので、移動させるの悪い。なんか変に気を使って慌ててたから、なんにも考えずに停めてしまったよ。 一眼レフはファインダー覗かなあかんのにヘルメット脱ぐの忘れてメットにゴツン。やっぱ液晶のコンデジがいいな。ヘルメットしたまま写真撮れるから。 それで結局慌ててこんな中途半端な写真が撮れてしまった。水車は完全に見えないし、彼岸花もほとんど入ってないし、どこ??ってな写真。 せっかく待っててもらったのに撮れた写真がこれじゃぁねぇ・・。逆に悪いわ。でもやり直ししてもっと待たせるのも悪い。 あきらめて「すみません、お待たせしましたー」とさっさと撤収。
これこれ。こういう感じ。 これぞ彼岸花! |
JR西日本鍛冶屋線跡
「鍛冶屋駅」が残っていて電車が止まってるそうな。ま、おチビさんも行きたそうにしてるから行ってみるか。 調べてみるとこの路線はJR西日本の鍛冶屋線、西脇市の野村駅からここ鍛冶屋駅までを結んでいた路線で結構利用客が多かったらしい。 にもかかわらず1990年に廃止。 レールは撤去され、一部はサイクリングロードになっていたり、一部は完全に一般道路になっていたりするが、鍛冶屋駅周辺の廃線跡はバイク通行禁止。 鍛冶屋駅の駅舎が残っていて、古い電車が置いてあった。
いちおう記念館になっているらしい。駅舎の中にベンチと少し写真などの鍛冶屋線の資料が展示してあった。
お? こうやって見ると電車の色とジローのボディ、同じ色ではないか! |
懐かしの松か井の水でお茶にする
ほんとによく行った場所だがいつもついていくばっかりでぜんぜん道を覚えていない。今回は自分で地図みて道を確認し、前を走る。 これで今度は1人で来れるはず。 コンロの使い方も覚えて、1人でツーリング中のんびりお湯を沸かしてコーヒーを楽しむ余裕を持ちたい。 まだまだ今はいっぱいいっぱいでそんな余裕がない。道はしょっちゅう間違えるし、暗くなる前に早く帰らないと・・・と気持ちも焦るし。 でも目標は一人でキャンプツーリングできるようになること!! 道のりはだいぶ遠い。まずはコーヒー沸かすくらいかな。次は普通に宿とって一人でお泊りツーリング行けるようにならないとね。 一人でテントも建てられへんし・・・。キャンプの練習もして荷物の積み方も覚えてようやくソロキャンプツーリングデビューだ。いったい何年後?? 国道427号線から県道8号に入って、ちょっと山を登ったところにある「新松か井の水公園」。今日もたくさんの人が水を汲みに来ていた。 でっかいポリタンク10個くらい車に積み込んではる。そんなにたくさんの水、何に使うのかな?お風呂?美味しい水で風呂はおかしいな。 おチビさん、水筒1本分の水を汲みたいだけなのだが、どこも空いてなくてオロオロ。みんなタンクにいっぱい汲んでるからなかなか空かない。 「ちょっとこれだけ汲ましてくださいって言ってみたら?」と言うのだが、恥ずかしがり屋さんなので言えない。水筒もってウロウロしてるだけ。 そうこうしてるうちに1か所空いた。今がチャーンス!! 汲みに行こうとしたらすぐに空のタンクもったおばちゃんが戻ってきたので私が「これ1本だけ先にちょっといいですか?」と言ったら「どうぞ〜」って。
やってみると簡単だ。これなら私にもできそう。火もすぐ着いた。火加減はちょっと難しそう。風が強い時とか・・・。 師匠はブラックコーヒー。私は抹茶オーレ。おチビさんは甘いココア。3人分入れる。おやつはイチゴポッキー。 ツーリングに「甘や菓子(あまやかし)」は必須。 アフタヌーンティーが終わったらさて帰るか。帰りはシンプルに427号線からひたすら175号線で。これなら間違いようがない。はず。 私が前を走る。来た道を戻るだけなので大丈夫。なはず。
「ちょっと寄るで」のサインで指さして駐車場に入る。 ずっと来てみたかった足立醸造さん。こんなところで偶然見かけるとは。行きしなは看板に気づかなかったなぁ。 足立醸造さんは100年以上使いこまれた吉野杉の杉樽でお醤油を作っているところです。兵庫県産の大豆、小麦を使った無添加の天然醸造醤油がウリ。 有機JAS認定も受けているので、有機醤油は高級スーパーなどで売っているのを見かけるのだが、普通の国産丸大豆醤油が欲しかった。 お土産用に紙に包まれた小ぶりの瓶があったが、でっかい瓶の方がお買い得。どっちも「国産丸大豆醤油」と書いてあるので中身は同じなんじゃないかと思って 店員さんに聞いてみるとやっぱり中身は一緒とのこと。 だったらいちばんでかいの買おうっと。今日は車がついてるから荷物の心配はいらないし(笑) 味噌も買おうかな〜と迷ったが、こないだ高山で買って帰った味噌がまだあるしと思って手に取らずにレジへ。 すると「学校給食用の在庫が余っているため応援価格」と値引きされていた。よし、やっぱ買おう(笑) お買い得なうえに、コロナ休校で在庫を抱えてる業者さんを助けることもできて一石二鳥。それに味噌は賞味期限長いから大丈夫。使いきれる。 というわけで、1kg入りの味噌も買いました。このあたりの学校給食で使われているそうです。 早くこの味噌で味噌汁作って食べてみたいなぁ・・・。でもまだ残ってるのを先に食べきってからでないと。これから毎日味噌汁だ。 そのあとは休憩なしで自宅まで突っ走る。途中175号線から農業公園に出る道に曲がるところでまた道を間違えた。なんでこうなるのかなぁ・・・? 曲がった瞬間に「あれ?なんか思ってた道と違うぞ」と思うのだが、このままもうちょっとまっすぐ行けばいつもの道に出るんかな?とどんどん進む。 まっすぐ行こうとしたら後ろで師匠の車がウインカー出してる。あ、こっち曲がれって?あれぇ??? でも曲がったらいつもの道に出た。もう安心。帰りもまたCOSTCO渋滞にはまるかと思ったけれど、大したことはなかった。 4連休最終日の夕方なので遠方からの買い出し客はもうさすがにこの時間はいないだろう。 遠いと思った西脇も意外と近かった。いつも走りに行ってる六甲行くのと同じくらいの距離。これからはこっち方面(西側)も一人でぶらぶら走りに来てみよう。 |