四国ツーリング DAY.1

2019/08/24 兵庫県 三木〜香川県 四国中央市

  • 本日の走行距離 : 301km(全走行距離610km)
  • 参加者 : MWI氏、Tパイセン、Tさん、たみたん
 
ジローで四国行くよっ!

今回の2泊3日四国ツーリング。言い出しっぺはこのワタクシ。元はといえば「大塚美術館行きたいなぁ〜」から始まった。大塚美術館に行ったことがあるというMWI氏が「あそこは見るのに丸1日かかるぞ。行くなら泊りで行かないと。」という。「どうせ泊りで行くんなら、もう1泊してウユニ(三豊の父母が浜)にも行きたいな。なぁなぁ、四国ツーリング行かへん?」てな具合。

となると2泊3日の旅となる。なかなか3日連続で予定があいてることがないのだが、奇跡的に8月末の週末があいてる。しかも夏休みとあって、普段は月曜日が定休日の美術館も8月いっぱいは月曜日もやっているとのこと。これはもう行くしかない!さっそく宿探し。1泊目は三豊に近い四国中央市のビジネスホテル、2泊目は徳島の駅前ビジネスホテルをおさえた。「行きたい人はぜひどうぞ」とMWI氏が常連さんたちに声をかけてくれたが、どうやら一緒に行くのはいつもMWI氏と一緒に焼肉やってるTパイセンだけらしい。

出発の1週間前には大きな台風がやってきた。週間天気予報ではツーリングの3日間すべて雨の予報。げげげっ。楽しみにしてたのに・・・。ツーリング用のシートバックも買ったし、歩けるライディングブーツも買ったし(モトクロスブーツしか持ってなかったもんで)、高速道路に乗る予定なのでうちの師匠にETCもつけてもらって準備万端だったのに「雨やぞ、どうする?」ってな話になった。

「雨でも行く!」と強気でいたら天気予報は一変、どうやら初日にちょっと雨が降るかもしれないが、あとの2日間は大丈夫そうだ。いざ決行!

荷物を積んでETCのケーブル挿して出発準備。うちの師匠がお見送りに出てきてくれた。心配かぁ?でもベテランのおじさま達がお供してくれるから心強いでしょ。師匠も安心。というより、むしろ私の子守りから解放されてせーせーしてるかも??

集合は道の駅三木に10時。Tパイセンは大阪の方からやってくるので三木まで来るだけですでにツーリング。うちからは近いのだけれども、なんせ私は走るのが遅いから余裕みて1時間前に出発。きっとTパイセン早く来てるだろうからと9時半くらいに着く予定で家をでたのに、途中でガソリン入れたりしてたら道の駅に着いたのは9:50。すでにTパイセンは到着していてこっちこっちと手を振っている。

Tパイセンは見慣れた赤いXT500に箱を積んでやってきた。箱にちょっと細工がしてあってちゃんと鍵がかけられるという。こういう小細工が得意なお方。自販機でお茶を買ってベンチで水分補給しながらMWI氏の到着を待つ。「ちゃんと起きてるかな?」とか言ってたら、おっ来た来た!

MWI氏の青いCB750、通称「シビコ」登場。今回はこれで行くらしい。四国の国道って林道並みにくちゃくちゃだけどこんなでかい単車で大丈夫?って思うけど、MWI氏にとっては余裕なんでしょうなぁ。

かっこいいねぇシビコ。このブルーもきれいな色だこと。しかし、こんな単車についていけるのか私。いや、絶対無理やな。一生懸命頑張りますけれども。

MWI氏は着くなり「もうしんどい。」とぐったり。どうやら道が混んでいてトロトロやってきたみたい。確かにそういうのは疲れるね。

Tパイセンの工作。「ハンドルにゴミ箱ついてるでーって言わんとってな」っていうから何がついてるのかと思ったら、この中にETCが入ってるそうだ。

なーんと乾電池式!ボックスごと取り外しできて、防水仕様。箱の外にスイッチがついていて、走行中はスイッチ切っておいて、ゲートの手前でスイッチを入れればちゃんと反応するらしい。

よくこんなこと思いつくわ。すごいなぁ・・・。単車から離れるときはボックスごととりはずして鍵のかかる後ろの箱にポイっと入れておけば安心。なるほどね。よく作ったなぁ。

それではトイレに行ったら出発しましょうか。これから3日間よろしくご指導願います(笑)

MWI氏の後についていく。・・・ついていけない(泣)!私の後ろはTパイセンが見守り。ストレスたまるやろーなー、遅いから。無料の新しい道路走って加古川バイパスからそのまま姫路へ。姫路の出口付近は混んでたけれどもそれ以外はスイスイ。バイパス終わって2号線をひたすら西へ。そのまま下道を走って岡山ブルーラインから瀬戸大橋手前で高速に乗る予定。

いったん給油。私は三木に行く前に満タン入れたばっかりなのでまだ入れない。

つぶれたドライブインちくさ川で休憩。となりにコンビニがある。すでに時間は12:30。小腹が減ったのでコンビニでピーナッツサンドパンを買って食べる。おじさま達もおにぎりなど買って食べている。どうやらこれが本日の昼食のようだ。

MWIのお客さんで四国の人がもう一人、現地で合流する予定になっている。その待ち合わせが2時だという。このまま下道で走っていったら絶対に間に合わない。

・・・というわけで、ちょっと先の備前ICから高速に乗ることになった。うわ〜〜〜。ジローちゃんで初めての高速道路。大丈夫かしら。なんか部品とかふっとんでいかないかしら(笑)。それよりなにより、単車でETC使うの初めてなんです私。ETCのゲートちゃんと開くかなぁ・・・・。

いざ高速道路へ!初ETC

備前ICのゲートはMWI氏のすぐ後ろについてゲート通過したので、開きっぱなしだった。いちおう「通行可」とちゃんとでてたから反応してるはず。でもドキドキやったわ。

高速入ったらシビコさっそく加速。めっちゃ早っ!「ずっと90kmでいくで」とは聞いてましたが、そんな速度でジローは走ったことがない。壊れるんちゃうか?なんか部品飛んでいくとか?走ってるうちにボルト緩んできたらどーしよーとかいろいろ考えながらとにかくついていく。ひぇぇぇぇ〜〜っ怖っ!

ずっと90km走行で行くということは、前に遅い車がいると抜いていくということだ。MWI氏、ガンガン車線変更して追い抜いていく。ああ待って待って〜〜〜。高速道路で見失うとヤバイ。ぜったい分岐とかでちゃうとこ行ってまう自信あるから。間に車が入られへんように、MWI氏が追い越し車線に入ったら同時に私も追い越し車線へ。おんなじように抜いていく。すると、さっき高速入ったばっかりなのにすぐそこのパーキングに入っていった。ん?どうしたんや?なんかトラブル??

ここでお説教始まる。

「追い越しは前の車に追いついてから追い越し車線に入るんや。ワシについてくんな。追い越し車線入ったらアクセル全開じゃ。カキンってゆーまで開けるっ!」

えええええっ・・・。タジタジ

「セローみたいに(お決まりのセリフ)遅い単車がちんたら追い越し車線走っとったら後ろからあおられるかぶつけられるぞ。さっき1台ヤバかったで。」

Tパイセンもすかさず同意。

「開けるっ!開けるっ!全開じゃ。」

っちゅーわけで、まずこの修行の旅での1つめの課題は「アクセル全開にすること」だ。そういえばアクセル全開になんてしたことがない。これ以上まわりませ〜んってとこまで開けたことがない。

お説教は短時間で終了。時間がないのでさっさと出発。さっそくアクセル全開にチャレンジしてみる。本線合流したら、えぇぇぇいっ!全開っ!!!おおお。できたできた。しかし別の困った問題が・・・。

結構風もきつかったせいか、全開で加速して速度があがると、なんと右のミラーがペタンと寝てしまって後方確認ができない。なんじゃこのミラーはっ!?これでは車線変更しようと思っても後ろが見えん。走っては右てでミラーを直し、またミラーが倒れてきては直し・・・しながら走る。とうぜん、ミラーを触ってる間はスロットルから手が離れるので速度が落ちてしまう。

「そんなん、右手でやるからや(笑)」と笑い者。そうか。左手でやるんか。でも高速で走りながら手をクロスしてごちゃごちゃやるのはバランス崩しそうで怖いなぁ・・・。

景色見てる余裕なしの瀬戸大橋

さぁて、いよいよ瀬戸大橋。うぉぉぉぉっ、風キツっ。あかんあかん。これは無理。もうついていくのはあきらめた。次の休憩は与島SA。ちゃんとSA入るから、許して許して。無理無理っ。なんでそんなに早いのぉぉぉーっ!?最初は「やっぱ瀬戸大橋ってでっかいな。明石大橋と違って長いなぁ」なんて感動していたのもつかの間、景色を見てる余裕皆無!

この突風にもかかわらず、一切ペース落とすことなく突っ走ってくMWI氏。でかい単車は風の影響は少ないんか?私フラフラ。やややややっ。この走行車線内をまっすぐ走ることだけで必死。もうついていく気力もなくなり、「ぎゃぁぁぁぁぁっ!!!」「無理ぃ〜〜っ!!!」と絶叫しながらなんとかこけないように走る。どんどん見えなくなるシビコ(笑)。Tパイセンにも抜かれた。おいてかれた。まぁええわ。だって無理やもん。

ふぅ〜っ。なんとか無事に与島SAにこれたよ。ああ、怖かった。

単車停めて休憩。おお、橋がきれい。一眼レフ持って行って写真撮ろおっと。

すると「あの展望台登ってき。うえからワシら撮ってーやー」というので、階段上って展望台へ。

登ってきたよ。「おーい。おーい。」

「写真撮るでー」

おったおった。おっさん、いえ、オジサマ2人。はいはい、撮りますよぉー。準備はいいかな?

オジサマ2人の写真は1枚だけサクッと撮って、あとは美しい瀬戸大橋と瀬戸内海の景色を撮る。展望台をぐるりと1周。裏側にも階段があったのでそっちから降りてみる。こっからは本土側が見えてるのかな?

いろいろ写真を撮った後トイレへ。「どこにおるんじゃ?」とLINEメッセージが。トイレやトイレ。

さっき2人がいた場所に行くとあれ?いない。「どこにおるんじゃ?」と聞いておきながら、どこにいったんや?と探していると・・・

おっさん2人でなに自撮りしとるねんっ(笑)

「おっさんずラブか!」

まぁ、そうだねぇ・・・。いつも仲良く焼肉シェアしてるもんな。なかよしやもんな。温かく見守ってあげよう。

さて、橋の向こうは雨だというので、カッパを着込む。まだ降ってないからどうも着る気になれないが、スマホで雨雲レーダー見せられたら確かに橋の向こうはもうすでに降っている。15年前のカッパ、大丈夫かなぁ?

ぶかぶかのカッパを着るとさらに風の抵抗が強くなったような気がする。また風との闘い。絶叫しながら走る。高速の降り口は「さぬき豊中」って言ってたな。もうついていくのはやめたよ(笑)。この風は無理。ミラー倒れるし(笑)

そして容赦なく、雨も降りだしたのでありました・・・。

四国上陸!天空の滑走路へ

なんとか橋を渡り切ったら風が弱くなった。再びアクセル全開で頑張る。橋のたもとのETC確認ゲートを抜けたところでMWI氏が端に寄って止まった。ん?どーした?と思って寄っていこうとすると手で「先にいけ」の合図。はいはい。私遅いから先にいっとって、すぐ追いつくからってことね。降り口は「さぬき豊中IC」って言ってたので、もし追いつかなかったらちゃんとそこで降りて待っておきますよー。

すぐに後ろから追い抜かされると思ってたのに、なかなか来ない。これは私結構いいペースで走ってるってことじゃない??とニヤリ。ちょっといい気になってたらいきなり分岐。どっち?急に不安。ぜったいにこういうときに行ってはいけない方に行ってしまう人間。だけど、落ち着け。今から愛媛方面に行くんだ。「高松方面」ってのに騙されるなっ!

「愛媛方面」に入る。しばらく走る。まだ後ろこない。え?ひょっとして間違った?と思ったらいきなりすごいスピードで抜かされた。ミラー倒れてたから後ろにいるの見えてなかったわ。危ない危ない。

再びMWI氏の後ろについて走る。さぬき豊中ICで降りてすぐのショッピングモールで四国在住のTさん(Tばっかりでややこしい・・・)と待ち合わせ。おそらくもうだいぶお待たせしてしまっている。遅いジローのせいだ!いや私かっ。

MWI氏より年上だそうだが、ぴたっとしたGジャンをかっこよく着こなし、ニコニコと穏やかな笑顔で迎えてくれたかっこいいダンディなオジサマ。今日のマシンはなんとナナハンのオートマだという。そんな単車あるのっ?

四国住民なので、ここから先はTさんが道案内をしてくれます。MWI氏が事前に行きたいスポットをリクエストしておいてくれたので、事前に下見までしてきてくれたそうな。なんと優しい・・・。

「それではいきましょうか」とTさん先頭で出発。まず最初に目指すのは「天空の滑走路」と呼ばれるハングライダー基地。

「ちょっと道が細いけど、いちおう軽トラであがっていけたから・・・」と言ってはったので、まぁ大丈夫だろうと思ったら、うわっ。ほっそー!果樹園(おそらくスダチ?)の中を通る、ぜったい農家さんしか通らんやろうってな道を登っていく。まるで林道。落ちたらヤバし!ゆっくりゆっくりついていく。Tさん私のペースみてゆっくり走ってくれているのがわかる。

山頂に到着。駐車場もなんにもない。あれか。あそこから飛ぶんか。

単車停めて歩いてちょっと先っちょまで行ってみる。

ひぇぇっ、怖いわこれは。へっぴり腰になりながらじりりじりりと少しずつ前へ。

こんなところにポツンと独り立たされて、まるで何かの罰ゲームかしら?(笑)

ほないっちょ飛んどこか。

飛翔のポーズ。腰は逃げてる。

後ろから撮られてる。

・・・のをさらに後ろから撮られていたっ!(笑)

だって先端に立ったらこんな景色。ここから飛び降りる人の気が知れない。

右斜め前方に父母が浜が見える。ここからあそこの浜めがけて飛ぶらしい。うーん、気持ちいいんかなぁ?めっちゃ怖いけど。確かに景色はきれいだが・・・。

今度はおっさん3人で自撮りやってはる。

おっさんずラブは三角関係に発展しました。

三角関係、邪魔しに入ったった(笑)

さて、次は父母が浜へ行きましょうか。

さっきのぼってきた農道を下る。雨はまだやまない。下りは登りより怖い。

「父母が浜」

ただの海水浴場・・・・・だった。

潮のこよみからして、今日は鏡張りは無理だとわかってた。せめて夕日をバックにジローのシルエットを撮ろうと思ってたのに、どんより雲ばっかりやし、雨ふってるし、波たってるし、そもそも日まだ落ちてないし・・・。

家族連れも荷物まとめて撤収してた。雨がきつくなってきた。

でも鏡張りになる条件の日はすごい人がいっぱい集まってるらしい。そりゃそうでしょうね。インスタばえ狙いがわんさかくるんでしょうね。今日はまったく映えません。

天空の神社で年甲斐もなく飛ぶ

続いての目的地は「天空の神社」と言われる高屋神社へ。

ここは車も通れるくらいの幅の道だが、車どおしのすれ違いはところどころ厳しい箇所がある。結構たくさん車がいて、道幅の広いところでは私ら単車集団に道を譲ってくれるが、狭いところではトロトロついていくしかない。

トロトロ上がるのはむしろ私にとっては好都合。いやいや、それでは修行になりませんな。でも今日雨降ってるし。

とかブツブツ考えながら後ついて走ってたら到着。なんと、ここまでバスが走ってるようで、バス停があった。ここから先は歩いていくのだとか。単車停める。

はーい、おじさん頑張って歩いてね。

結構勾配キツイよ。よかったガエルネのブーツ履いてこなくて。あれではこの坂道歩けない。あんなブーツで歩いたら一発で靴擦れ血まみれだ。

おどろいたことにTパイセンが軽快にスタスタ登っていく。なかなかお元気なんですね。

ようやく到着。

素晴らしい景色。

神様も気持ちいいでしょうね。

車で上がってくる道とは別に、山のふもとから歩いて登ってこれる道もあるという。その道というのが・・・

この階段!えーもしかして、山の下から全部階段っ?いったい何段あるんやろか・・・。

そしてここでもTパイセン元気。あんなところまで降りていきはった。降りたら登ってこなあかんねんで。

若い女の子4人組に「シャッター押してください」とスマホを渡される。「飛びますんで連写してください」と注文を受ける。

若い子らは飛ぶんや。

ほな私らも飛んどこか(笑)

ええかー、おっちゃんらも飛ぶんやでー

いくでー、せぇのぉ〜

なんか、1人飛べてない人おる。

みんな、もっと足曲げなあかんやんっ!

飛んだらお腹すいたのでうどんを食べに行くことにする。Tさん調査済みのおいしいと評判のお店へ。

ここは天ぷらうどんがお勧めメニューだという。

もう時間も遅いのでひょっとしたらもう閉まってるんじゃないかと思ったけど、よかった開いてた。当初予定では夕日のきれいな温泉でお風呂入って晩御飯食べるはずだったが、もういい時間。このうどんが夕食ってことで、うどん食べたら温泉行かずに宿に直行でもいいなということになった。

全員「天ぷらうどん」を注文。

見たことないよ、こんな天ぷら(笑)

中で500円。香川でうどん大を注文する勇気はない。とんでもない量がでてきそうだ。

お腹すいたので、スープも飲みつつ食べてたら、食べても食べても麺が減らない(笑)

Tさんが「ぜんぶ食べれる?」と心配してくれているが、大丈夫です。私結構大食いです。とくにうどんとそばはなんぼでもイケます。ただ食べるのが遅いだけ。遅いのは走りだけではなかった〜。

香川のうどん屋さんにはおでんがつきもの。と、香川出身の友達が言っていた。

ほんとにそうだった。入り口入ったところにおでんがおいてあって、どれをとっても1本100円。出汁が染みててああ美味し。

丸亀製麺にはおでんなかったよなぁ・・・確か。

ガソリン入れて宿に向かう。ここからまだもうちょっと走らなければならないので、直接宿に行っても結構いい時間になってしまう。温泉はやっぱりやめにして、宿に直行しようということになった。

ここからは単車にナビつけてるTパイセンが先頭。いちばん後ろのTさんが写真撮ってくれてた。

ジローちゃん、ずいぶん足つきがよくなって乗りやすくなったのだが、こうやって写真で見るとやっぱり足つき悪く危なっかしく見えるのも無理ない。

それでも、足の指の根元が地面に着くようになったのでだいぶ安定感がある。本人にすれば「こんだけ足がつけばもう大丈夫よ!」と思えるのだが、他人から見ると確かに危なっかしいわな。MWI氏がしきりにいろいろアイデア駆使して車高を下げようと努力してくれたのがよくわかる。でもほんと、ずいぶん乗りやすくなったし、渋滞や信号待ちでもラクになった。ありがとう、MWI氏。

あたり真っ暗な時間帯に宿に到着。四国セントラルホテル。

田舎のビジネスホテルなのでそんなに設備は期待してなかったが、部屋に入ると広い広い。これはいい!

古いカッパはやはりダメだったようで、とくに下がびしょびしょ。跨っている内ももに雨がしみて、パンツまでぐっちょり濡れてて気持ち悪い。あーあー、中に履いてるスパッツ、3日間着るのにぃ。

でも部屋が広いし、冷房もよく効くので、脱いだ服をぜ〜んぶ広げて干す。部屋中脱ぎ散らかし(笑)。これは他人には見せられません。

ホテルの目の前にローソンがあって便利。お昼はパン、夕ご飯はうどん、と軽めだったので、いっぱい走ったご褒美にシャワーしてさっぱりしたらアイスを買いに行こう。朝ごはんも買いに行けるので冷たいヨーグルトと熱いコーヒーが飲める。

ここでTさんとはお別れ。道案内ありがとうございました。そしてこのどうしようもなく遅い私に文句ひとつ言わず終始おだやかな笑顔でお付き合いいただきまして、大変感謝しています。

本日の走行距離は301km。明日は徳島に向けて山の中の細いクネクネ道で修行です。今日も高速道路の走り方がちょっと上達しました。

ツーレポ2日目につづく・・・