Team MWI ちょい林道ツーリング

• 走行距離 : 275km
• 参加者 : Motor Works IMAMURAのお得意様9名

MWI氏より「ジロー直したるからツーリング来るか？」と誘いを受けてTeam MWIのツーリングに参加。以前一緒に走ったことがある人がほとんどだから、私が遅いことはよ～くご存じのはず。そしてジローの調子が悪いのも。

しかし集合場所が宝塚とは。遠い。集合場所まで行くのがツーリングやわっ。初めて一人で走っていくところなのでグーグル先生に教えてもらっておく。先生によると車で1時間15分。ほな2時間みておくか。私遅いし、ジローは絶不調やし。

朝7時に自宅出発。エンジンはかかった。コックをオンにするとガソリンがジョジョジョっと垂れてきたのでビビッてうちの師匠を呼びに行く。そしたら「こんなもんや」。そーか、ほんならええわ、行ってくる。「お気をつけて」と見送られ出発。

むぅぅぅ。全然加速せーへん。なんじゃこりゃ、アクセル開けてるのに突然強いエンジンブレーキがかかったように減速する。発進直後も加速しないので走りにくい。ううう、あかん。こりゃ大幅に遅れてしまう。幸い、今日は腕時計を忘れてきた。もし時計してたら時間が気になって仕方がなかっただろう。時間見れないのでどれだけ遅れるかの心配がなく、とにかくひたすら走ることと道を間違えずに行くことに集中～～。

・・・してたはずなのに、やっぱり道を間違えた。宝塚駅前までなんとか来れて安心してたらそのあと行き過ぎた。行き過ぎたのが分かったのは「伊丹市」に入ってきてしまったから。看板なかったら気づかずにそのまま行ってたで。あぶないあぶない。たぶんこの時点ですでに集合場所にはみなさんお集まりだったことでしょう。私が通り過ぎるのに気づいてたかもしれない。それくらいの時間遅れてやっと到着。MWI氏にキャブを直してもらう。10分で直った！作業の詳細はこちらのメンテナンス記録にて。

集合場所のコンビニに着くといっぱい単車が集まってる。おやおや、多いですね今日は。前回ご一緒したメンバーに、今日初めて一緒に走る方もいらっしゃる。まずは遅刻したことをお詫びして、これからご迷惑をおかけすることも前もってお詫び(笑)。びっくりするほど遅いですよ～。今日は女性がもう一人。H君の彼女だ。大きなバイクに乗っている。ロングツーリングしはるんやろな。後ろに大きなバックもついている。

作業の後片付けしてたMWI氏が到着して全員揃った。本日のメンバーは9名。どうぞよろしくお願いいたします。

ジローちゃんは完璧に直ったみたい。前回のツーリングでは、私の後ろを走っていた人は排気ガスが臭すぎて気分が悪くなったらしいが、今日はきっと大丈夫。

MWI氏先頭でついていく。また～～、この単車ウインカー見えへんねん。「曲がるときは手で合図してや」とお願いしておく。生瀬からいきなり細い道。登りのカーブが続く。おおおおお。ジロー調子ええやん。遅いのは乗り手が下手なだけ。でも走っててめちゃ気持いい。

こないだ参加したヤマハのレッスンで教えてもらったことを実践。曲がるときは外の肘をはる。外側のシート前方におしりをずらして外足で単車を挟む。内足踏み込む。進行方向を見る。おおおお。単車ちゃんと傾いてるんとちがう？曲がれるやん私(笑)。レッスンに参加した甲斐があったね。

しばらく走って休憩。有馬富士をバックにジローちゃんの写真を撮る。な～んと気持いいことでしょう！トコトコ走れるセローは最高。

もはやどこらへんを走っているのかまったくわからないがMWI氏が「こっから修行じゃ！」と細い道に入っていく。カーブ連続。だいぶ遅れをとる。でもマイペース。無理は危険。

ちょっと山の中の涼しい場所を走るとメッシュのジャケットだけでは肌寒い。脇の下がメッシュでスースーする。夏でも山の中だと寒い。ダートで汗かきながら走るのにはちょうどいいだろう。

しばらく細いカーブの続く道で修行させられる。

「セローみたいな単車はアクセル全開にせなあかん！」

「カーブに入って直線見えたらアクセル開けるっ！」

「開けるっ！」

「ぜんぜん開いてないや～ん！」

MWI氏にひたすら開けろ開けろと言われ続ける。開けてるってば、自分なりに。さすがに全開は無理やけど・・・

山を下りてきた温泉の入り口にてちょっと休憩。9台もいると停まる場所も広いところが必要だ。ここでみなさんの単車を写させていただく。

銀色とか

グリーンとか

トリコロールとか

シックな感じのとか

そしてSR。

後は見慣れた赤いXT500がいっぱい。

さて、それではそろそろランチ場所へ向かいますか。

最初ランチ場所として予定されていた「カランコロン」は行ってみるといっぱいで入れなかったので、ちがうところへ行くことになった。カランコロンに来る途中に看板がでていた「ツリーハウス」というところへ行く。店の名の通り、入り口にかわいらしいツリーハウスがある。犬小屋もこれはもしかしたら手作りか？？？オーナーの趣味なのかも。

割と広々とした作りで、テラス席も多い。ゆっくりくつろげそうだ。テラスに10名くらい座れるテーブルもありそこへ案内された。

メニューを見てビックリ！これがランチセットの値段かいっ？まぁ、おしゃれなお店ではあるけれど・・・。モトクロスブーツ履いてガシガシ歩いてるような人間が来るところじゃないのかもね～。カレーのメニューが多く、カレーがおすすめらしい。というか、ほとんどランチメニューはカレーしかない(笑)。焼きカレーを注文する。

テラス席はこんな感じ。何組かほかのお客さんもいた。サイクリングやバイクツーリングで立ち寄る人も多そうだ。

トイレを借りに店内へ入ると、店の中の席には誰もいない。基本テラス席に案内することになってるのかな？店内はギャラリーになっていて、シャドーボックスとか模型とかいろいろ飾ってあった。「店内撮影禁止！」という張り紙がべたべた貼ってあったが、ギャラリーで勝手に作品とか写されると困るからなのかもしれない。トイレは無駄に広い。ま、狭いよりはいいか。

このおしゃれな空間には似つかわしくない雰囲気を醸し出しているおばちゃんが注文を聞きに来た。9人分のオーダーとるのにちょっと混乱されてます。だいぶ待って普通のカレー頼んだ人の分が運ばれてきた。そのカレーの人たちが食べ終わるころ、タイカレーがやってきて、辛い、いや辛くないとさんざん盛り上がったあとに焼きカレーがやってきた。もう最初に食べ始めた人たちはすっかり食べ終わっちゃったよ～～。MWI氏の頼んだエスプレッソも忘れられていた。

タイカレーは大きな器に入って出てきて美味しそうやったな。具沢山そうだったし。また来ることはなさそうだけど、もしも来ることがあったら次はタイカレーにしよう。食後のコーヒー飲んで林道走りに行く。いよいよ林道～～っ！！

林道といってもオンの人がいるので最初は舗装林道。Tさんからフロントブレーキ使うとすべるからリアを使うようにとアドバイスがある。親切丁寧。うちの師匠は何も言わずにとんでもないところに入っていく(笑)。

H君の彼女を心配しての忠告だったと思うが、ぜんぜん平気そう。早いやん！私おいていかれてるやん！！私は超遅いので、入り口あたりでみんなに先に行ってもらうことにした。後ろからゆっくり自分のペースで走る方が気が楽。前にこんな遅いのがおったら走りにくいでしょうから。

やさしいMWI氏は私の子守りで後ろについてくれた。んで、ずいぶんと前と引き離されてしまった私は途中左手に見えた砂利のダートに入っていきそうになる。「たしか砂利道やーってゆうてたけど、ひょっとしてこっちやったかな？」砂利ダートの入り口をちょっと過ぎてから停まってMWI氏に確認。「わし知らんし。まっすぐ行くしかないんちゃう？」ってことでダートに入らずにまっすぐ進む。しばらくするとみんないた。よかったわ～道間違えなくて。でも、後ろにMWI氏いなかったら一人で迷子になってたことほぼ確実。あんな細いダートで、途中で間違いに気づいて引き返そうにもUターンできへんし。

ここで行き止まりのようです。

どなたか「通行止め」の向こうにいらっしゃいますけど？？？(笑)

ちょっと楽しそうな場所。一人、また一人と森へ入っていかれました。私もちょいとそそられたけど、先がどんなんなってるかわからへんし、引き返されへんかったら困るのでやめとく。

MWI氏が「ちょっとジロー乗ってみよ」というので、どうぞどうぞと乗ってもらう。キャブの調子も診てもらいたいしね。すごいスピードで森へ消えていった。しばらくして戻ってきて「ええやん。もう1回行ってこよ」と2周目突入。そうでしょっ？いいでしょっ？ジロー。買った甲斐あったわ。（高くついたけど）

ここでオフを走りたそうなH君の彼女にセローをお勧め。彼女がジローにまたがると足はぺったり着く。ええなぁ～、こんなにぺったり足ついたらどんな林道でも走れるやん。セロー買い。H君彼女にセロー買ったり。

おじさんたち遊び終わったら引き返してちょこっとダートを走るという。「オンの人たちとダート行かない人は入り口でちょっと待っててね」とTさん。

見ると砂利道。そんなにガレガレではないのでどれちょっと行ってみるか。MWI氏が「修行するかぁ～？」てニヤニヤしてるし。Tさん、Iさん、私とWMI氏の4人でちょっとダート遊びに行ってきまーす。

入り口はちょい深めの砂利。砂利はきらい。2速で慎重に走る。ぜったいコケるもんかっ！！遅くてもいいねん。

オール2速でゆっくりゆっくり道を踏みしめるように走る。うっわぁなんか懐かしいぞ、この感覚。気兼ねなくゆっくり走れるのがいい(笑)。

どんどん登っていってこの先どんなんやろーかと思ったら「この先立ち入り禁止」の看板がでてきた。去年の台風の影響で道が崩れてるんだろう。見るからに荒れている。

様子を見に行ったMWI氏が泥んこつけて帰ってきた。「ちょっと荒れてるしみんな下で待ってるから戻ろーか」

横を川が流れていて走っていて気持ちがいい道。このあたりは砂利もそれほど深くない。ゴツゴツした岩もないし深い轍もないので走りやすかった。

楽しいね♪林道。せっかくジロー直ったし、これから林道も走りたい。

川の向こう側に広場があったのでそこへ行って写真を撮る。いいねぇ～。ここでコーヒーガリガリやって飲みたいな。川岸でキャンプしてるみたいな気分。

腰かけるのにちょうどいい切り株なんかもあるし、細い丸太が転がってて「はい丸太越え、やってみ！」とか言う人おるし。ああ、ここで8の字の練習したらよかったな。

さてみんな待ってるし戻りましょう。だいぶお待たせいたしました。この後は亀岡トライアルランドへ行くそうです。いったいここはどこでしょう？？亀岡って・・・。ずいぶん遠いところまで来てしまったぞ。私、神戸まで帰らんとあかんねんけど。

通称、亀トラに到着。みんな遊んでらっしゃいますねぇ。人間技とは思えない。自転車でもあんな岩登るの無理やのに、単車で行くかぁ～？しばらく見て楽しむ。一人すごい人がでてきた。すごいところから突然降りてきて、とんでもない技を披露して、ほぼ垂直の岩壁を登ってきた。すんげぇ～～～～～。

しばらくしゃべって休憩したらそろそろ帰りましょう。コンビニ寄っておやつ食べて解散。といってもほぼみんな帰る方向一緒なので走りながら「では」「では」と途中で抜けていく。

さてと。私が一番遠いようですが176に出れば道はわかりますので176までは連れて行ってください。

Iさんの道案内で細い抜け道つかって176に出る。一番最後まで残ったMWI氏も宝塚でさよなら。「気ぃつけて帰りやー」「ありがとーまたねー」と。

朝来た道と同じ道で帰る。ここから2時間か、頑張るぞ。幸い渋滞はしていなかった。176から三木の方へと続く道への分かれ道さえ間違えなければ後は知ってる道だ。そのあたりで日が暮れて真っ暗になる。

山の中を夜走ると虫がいっぱいぶつかってくる。ヘルメットのシールドにばしっ！ばしっ！とすごい音。ひゃ～～～～。買ったばかりのジャケットに虫さんの死骸がいっぱい・・・と考えるとぞっとする。とにかく今は早く帰りたい。そしてやっぱり夜は寒い。もう1枚着込んだけど寒い。

無事に帰宅。夜8時。みなさん心配してくれているだろうから、LINEで無事帰宅を知らせる。みんな1時間以上前に帰宅済。

帰ってきてうちの師匠に「ジロー、めっちゃ調子ええで」と自慢。すると「どれ。ちょっと乗ってきてみよっかなー」と出ていった。んで帰ってきて「普通に走れるな。でも普通。」という。この普通にするのにどれだけかかったことか・・・。

それにしても、ほんとによくひらめいてくれたもんだ。MWI氏ありがとう！そして今回も遅い私にお付き合いしてくださった皆様、ありがとうございました！！

MWI氏よりご指摘をいただきまして、行先の順番が間違っておりました。亀トラ行ってから林道とのことでした。そのあたり、どこをどう走ったか記憶があいまいだったため、順序が入れ替わってしまいました。

ついでにMWI氏よりいくつか写真をいただきましたので以下、勝手に使わせていただきます(笑)

遠近法の関係か、それほどちっちゃく見えない私。

足もまぁまぁついているように見える？？

気持よく林道を走るたみたん。

ピントが合わないほど早いっ！！(笑)

躍動感あふれるいい写真です。

ダート入り口。「今からダート走ってきま～す！」と気合を入れております。

3台護衛を引き連れて(笑)