城崎旅情 (その1) 2005/09/17 兵庫県 出石町〜城崎温泉〜香住海岸
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ひさしぶりのツーリング
北海道ツーリングでバッテリーが死んでしまったセロオ。レギュレーターも交換しバッテリーも新調したのになかなか走りにいく機会がなかった。 この3連休は泊まりで伊勢ツーリングを計画しており、参加者は予定をあけてもらっていたのだが、伊勢のほうで都合がつかなくなり急遽キャンセルとなった。せっかく予定をあけていたので「それじゃあ日帰りでどっか走りにいきましょう」ということになったのだ。 行き先はN尾さんの提案とMWI氏の希望で「出石でそば食べて→温泉につかり→余部鉄橋を見に行く」というコースになった。宝塚からやってくるMWI氏との待ち合わせの場所を電話で打ち合わせする。 「あー、もしもし?出石行くことになったんやけど、集合場所は道の駅やぶに朝9時」(たみたん)
てな具合で待ち合わせ場所と時間が決定。確かに養父から出石まではすぐそこ。ほとんどソロツーリングっていうのもわかるが、心配しなくともそこからまだまだ距離は走る予定。MWI氏もこの段階でまさか余部まで足をのばすとは思ってはいるまい。 11時に養父なので8時に明石を出発することになった。今回はロードツーリングなので軽装でいける。なんとなく気分にも余裕があるが、これが遅刻のもと。今回ものんびりまったりツーリングになりそうだ。 |
セロオ、またトラブる
「おはよーございます。いやー、すみません。また遅くなっちゃって・・・」 するとN尾さん、セロオのエンジンオイルのにじみを発見。オイルの量を見てみる。バイクを真っ直ぐに立てても窓にオイルの姿はあらわれない。かなり手前に倒してようやくチョロっと見えてきた。 「うわっ。これぜんぜんオイルあらへんやん。ヤバイでーこれは」 バイクのことをまったくわからない私は今まで事の重大さに気づかなかったが、バイクをよく知る人が「ヤバイ」と言うと途端に不安になる。 げげげー。もう壊れるところはないと思ったのに・・・。どうやら北海道でオイルを使い果たしてしまったようだ。ボタボタ漏れているというわけではないので、オイルを補充していけばなんとかもつだろうということで、師匠が家に工具とオイルをとりにいってくれた。
でも確か北海道に行くまえにオイル交換はしたはず。ということは、北海道2000km走ってる間にオイルを使い切ってしまったということか?つまりオイルからっぽで走り続けていたわけである。 友人のインド製バイク、ロイヤルエンフィールドもオイルを継ぎ足しながら走らなければならないと言っていたが、これじゃあ私のセロオもインド製並みではないか。 |
MWI氏の「シビ子」初登場!
「ん?ひょっとしていまのMWI氏???」 やっぱりそうだ。シビ子ってあんなさわやかな色だっけ?MWI氏も髪の毛のびてるし、茶髪だし、つなぎなんか着て若作り。今日のツーリングの模様はホームページに載せると言うと、エラく気合が入っている。 この「シビ子」こと「CB」は現在24歳。カバーには900と書いてあるのだが中身は750なのだそうだ。MWI氏の工場にシビ子がやってきたときにちょっと見せてもらったことがあったが、走ってるのを見るのは初めてだ。 シビ子を見る師匠の目がキラキラしてる。これはイケナイ兆候だ・・・。 |
出石そば
出石の市内に入ると観光客でにぎわっている。そうか今日は3連休の初日だ。観光バスも入っててごちゃごちゃしている。 時間はもうお昼をまわっている。お腹はペコペコ。朝からパン1個しか食べてない。団体ツアーが入ってこないような、ひっそりとしたよさげなそば屋を探して城下町を何周かグルグルまわる。4周くらいまわってからちょっとはずれたところにある「甚兵衛」という店に入ることにした。 お店の写真を撮ろうとカメラを構える私の前に立ち、営業スマイルを振りまくMWI氏。仕方ない。載せてあげましょう。
N尾さんと師匠が10皿、MWI氏が7皿、私が5皿で全部で32皿ぶんの出石そば。→ でも一皿ひとくち分くらいしかないので、いくらでも食べれそうだ。
薬味はとろろ、大根おろし、刻みネギ、たまご、わさびがついてくる。私は生卵は食べない派なので、たまごは入れずにとろろとネギをたっぷり入れる。 あっという間に5皿平らげ、さらに追加を注文。N尾さんもよく食べる。全員でさらに10皿追加。
「食べた分のお皿持って帰れます」とかだったらいいのに。この「ばんばんついか皿」欲しい。でも40皿もいらないか・・・・。
観光客がウロつく中を単車で乗り付けて、時計台がきれいに写るいちばんいい場所を占領。でも今日はモトクロスブーツとか履いてないのでそれほどイカツクはないはずだ。 ここで時計台の写真をとっていたら、目の前のお土産やさんのお兄ちゃんが「全員一緒に撮りましょうか?」と声をかけてくれた。「このマンホールの前に立つと人物も入れて時計台がきれいにはいりますよ」というのでみんなを呼んでくる。 N尾さんは「そんなん撮ってもらったら、なんかお土産買わなあかんのとちゃうん?」と結構気を使うタイプ。まったくそんなこと考えていなかったワタシ。「え?なんにも買いませんよ」
確かにいいアングルだ。ちょっとかがんで下の方から時計台を見上げるように撮っている。そうすると人物も時計台も後ろの山もきれいにおさまる。 写真を撮ってもらった後、N尾さんは気を使ってそのお店でお土産を買ってあげていた。いい人だなぁ〜。 せっかくなのでそのお店を紹介しておきたいところだが、肝心のお店の名前を控えてくるのを忘れてしまった。時計台の前の堀を渡ってすぐのお店。時計台を背中にすると左手がわの店だ。目印はお店の前のマンホール。ちょうどそこに立って時計台の写真を撮るとこのような写真が撮れる店がそうだ。この写真を手ががりにお店を探してみよう。 |