軽〜く温泉ツーリング

2008/06/14 兵庫県 西脇周辺

  • 走行距離 : 130km
  • 参加者 : たみたん、師匠
 
ツルツル系温泉に行こう!

このところ天気予報にやられっぱなしだ。週末は「雨」という予報だったのに、実際には曇り程度で雨ふらず・・・という状況が続いていたおかげで、行けたはずのツーリングも行きそびればかり。「あ〜あ〜、こんなんやったら今日は走りに行けたのになぁ・・・」というセリフを何度発したことか。

今回も週の頭には「週末は天気が崩れる」なんていってたクセに、木曜日くらいの週末天気では「週末はよく晴れるでしょう」なんて言ってる。今度こそ走りに行くチャンスだ!問題はどこへ行くか・・・。前回せっかく8の字練習したし今回も林道走りたいところだが、ここのところ過剰勤務でお疲れ気味の師匠に配慮し近場の温泉でゆっくりしようということにする。

「お肌ツルツル系(いわゆるアルカリ温泉)に行きたいなー」
「ほなシルク温泉あたりど?」
「遠いなぁ・・・・」 などといいつつも、とりあえずシルク温泉を目指すこととする。しーたんを預けに行ってから9時半頃の遅めの出発となった。

寄り道・・・「日本のへそ公園」

いつものように175号線を北上しているといつも目にする「へそ公園」の看板を通り過ぎたところでふと師匠が「へそ公園行って見る?」と言い出した。

いつも「どんな公園なんやろ・・・・(まさかへそだらけじゃぁあるまい!)」とは思っていたが・・・。今日はあんまり遠出するつもりのない師匠は近場で寄り道して近場の風呂に入って帰ろうという魂胆らしい。私も前から気にはなっていたので、行って見ることにした。

というわけで、引き返して「へそ公園」に向う。

「日本のへそ」とは「東経135度、北緯35度」地点にあたるそうで、ちょうどその経緯度の交差点がここら辺にあるらしい。これは「Geco」を肌身離さず携行している師匠としては見過ごすわけにはいかない。さっそくGecoを片手に調査へと向うことにする。

公園はけっこう広い。駐車場も広くて家族連れがたくさん遊びに来てる。今日はお留守番でいい子にしてるしーたんも今度連れてきてあげよう。

さて、公園の入り口にあった地図。なるほど・・・たしかに「へそ」って感じだな。「ど真ん中」ではなくてちょうど「ヘソ」の位置ってことか。

・・・ってことで「ヘソ出しルック」にしてみました。

うん、ヘソだ、ヘソ。

さぁ中へ入ってみよう。お!いきなりヘンなオブジェが。

と思ったら、「地球科学館テラドーム」という建物らしい。岡本太郎チックだなぁ・・・。(でもそんなことはどこにも書いてないからちがうみたい)

このテラドームの後ろ側には大きな花時計や、ジャンボすべり台なんかがあって、子供連れて遊びにくるには楽しそう。っていうか、あのすべり台、私が滑りたい。なかなかいい公園です。

経緯度調査

さて本題の(いつから本題に?!)東経135度、北緯35度の経緯度交差点を確認しに行かなくては。

この経緯度交差点は「へそ公園」の外にあるらしく、Gecoを持って「経緯度交差点はコチラ」看板の表示にしたがって進んでいくと、なんとJRの駅があった。公園の中をうろうろしてるときに送電線が見えたので「こんなところ電車が走ってるんやー」とは思ったが、まさかJRがこんなところを通っていたとは。

その名も「日本へそ公園駅」!

無人駅のようです。すぐとなりに西脇出身のアーティストだという横尾忠則さんの作品を展示している「岡之山美術館」というのがある。今回は中に入らなかったので、中の様子はお伝えできませんのであしからず。

JRの線路をくぐり少し歩いて「経緯度交差点」を発見。

さっそくGecoを置いてみる師匠。しかしどうやらちょっとずれているらしい。

Gecoによると「北緯35度00分、東経134度59分」となっている。東経が1分ずれてるのだ。

まぁ調査が大正10年の話だというのだから、1分ぐらいのずれは仕方ないのではないかと思うのだが、それならば正確な北緯35度00分と東経135度00分の交差点を探しに行きたくなるわけである。

というわけで、Gecoを見ながら歩きはじめる師匠。

東経1分の差って距離にすると結構あるもんですな。10歩くらいあるいたら見つかるのかと思ったがよくよく考えてみると地球の円周が4万kmなわけだから、それを360度で割ってさらに60分で割ると1.85kmとなる。きっかり1分ずれているとすると、この「経緯度交差点」から1.85kmも離れた地点となるわけだが、おそらく134度59分50秒くらいの誤差だろうからそんなに歩かなくてもいいはず。

Gecoの数値を見ながら歩いていくとどうやら正確な地点は「へそ公園」の中にあるようだ。ということは、「へそ公園」はやっぱりちゃんと「日本のへそ」だったというわけだ。

あともう少し!というところで森に遮られ断念。どうやらこの森の中に日本のへそがあるらしい。

計画変更!根日女の湯へ

「へそ」探しでだいぶ時間を食ってしまったので、福知山の方にあるシルク温泉まで行く時間がなくなってしまった。(師匠の計画的犯行だ)

そこで計画変更し、これまた「前から何度も看板だけは見たことあるが実は行った事がないシリーズ」第2弾で「根日女の湯」という温泉に行ってみることにする。その前に昼メシだ昼メシ。

ひさしぶりに「麦とろが食べたいなぁ〜」ということで笠形温泉へ向う。(だったら温泉もそこでいいじゃないかなんて言わないで〜)

ここの「麦とろ御前」は絶品!とくに暑くなってきたこの季節は最高。ちなみにここ足湯しながら食べれます。でもいつもだいたいブーツはいてて脱ぐのが面倒なので、足湯じゃない普通のテーブルで食べてるけど。

これがおすすめ「麦とろ御前」。

麦飯にとろろをかけてチュルチュルっと。食欲の無い夏にはオススメ。温泉卵と冷奴と肉団子とサラダとおつけものがついて900円。あぁ、おいしい〜♪

ごはん食べてちょっと休憩したらお風呂に入りにまた移動。ここにも温泉あるけど(しかもツルツル系)あえて行った事ないところへ行くためにまた走る。

滝野社方面へ。中国道の脇を走ってしばらくすると「根日女の湯」の看板が見えてきた。割と最近できたらしい大きくてキレイな施設だ。問題は値段。だいたい600円が相場なのだが、それより高いと「ぼったくり」感がある。

中に入ると値段は相場ぴったりの600円。入り口入ってすぐまず下駄箱があり、フロントの目の前がドーンと食堂になっている。その奥には畳の休憩スペースがあり、2階にも休憩スペースがある。わりとゆっくり休憩できそうだ。お風呂も広く清潔。でもお湯の質はあんまり「ツルツル系」じゃなかったのが残念・・・。露天風呂からはバラの庭園が眺められるのだが、バラの季節も終わっていたので花はほとんど枯れていた。

今回は走行距離も100kmちょっとと、バイクよりも「食いもん」と「温泉」が目的みたいなツーリングとなってしまったが、ひさしぶりにゆっくり温泉につかるのもいいもんだ。今度はもっと林道走ろー。