台風一過!美山林道ツーリング (その2)

2004/11/07 京都府 美山周辺

  • 走行距離 : 272km
  • 参加者 : たみたん、師匠、師匠弟、MWI氏、N尾さん、N馬さん、N杉さん、I田さん
 
土砂くずれ その1

おいてけぼりになってて、必死に走ってやっと追いついたと思ったら、みんな立ち止まってます。
変なとこで休憩してるなぁ・・・と思ってたらどうやら違う様子。
進路前方に小高い土の山が。これは土砂崩れではないかっ!

まず、師匠弟が行きます。

続いてN尾さん、行きます。
ぜんぜん余裕って感じですね。

下見しにいくMWI氏。
腕の見せ所です。
ちなみに今日乗ってるSerowはMotor Works IMAMURでの売り物なので、傷をつけるわけにはいきません。
1ごけ10000円引きです。ただいまの価格14万円也。
みんな「こけたら安なるでー」と注目の的!

「こけたりなんかしないもんね〜っ」
へっへっへー。
MWI氏でした。

そして私。
「大丈夫、大丈夫。いけるいけるっ!」
という悪魔のささやきにおだてられて、エイヤッ!と挑戦。

でもやっぱり予想通りにこけました。
これはちょうどエンストして止まってしまったところです。その後何度も何度もエンストを繰り返し、サポートしにやってきてくれたI田さんに「エンジンかけて押していったら?」とアドバイスをもらったにもかかわらず、おもいっきりアクセル開けて「なんでそんなに開けるんですかっ!」と少々キレ気味のI田さん。

やっとこさ乗り越えた!と思ったら、今度はすごい落差。(だと思っていたのだが、後で振り返って見てみるとぜんぜん大したことない高さだった・・・)

ここでおじけづいてしまって、なかなか前にすすめない私。
またエンストを繰り返すこと数回。
段差の下で「おいでおいで」しているN尾さん。

なんとかクリアです。(クリアできてないやんって??)
Serow2台で記念撮影。

後ろでI田さんが頭かかえてるように見えるのは気のせいだろうか・・・?

おそい私を待っている間に、とっくにクリアした先頭組の師匠弟とN馬さんは、へんな植物を見つけて遊んでました。

「これ食ったらうまいかなぁ〜?食ぅてみる?」

「いっ、いやっ、やめときますわ」

「ヨメにみやげにどーやっ?」

「いっ、いやっ、遠慮しときますわ・・・」

土砂くずれ その2

しばらく走るとまた土砂くずれ?こんどはぬかるんでます。
写真右のほうの茂みの向こうは深い谷に川が流れています。
ここはまさしく去年師匠弟が川に水没したという場所。

「ぼく、去年ここで川にはまってん」

今年は慎重に登っていきます。

私も挑戦!
出だしは好調に登っていきます。


かと思われた。

が、おきまりの・・・・・。
こけなくていいところでこけてます。

助けてくれてるN馬さんのブーツにご注目!なんとガムテープです。
わたしのブーツのバックルも1つぶっとんでしまって(前回の神鍋にて)、師匠が昔使っていたガエルネのブーツから頂戴してきましたが、部品の大きさが違っていたためとめられず、結局はずして走ってました。
ガムテープ、試してみるかな?(部品買おうよ)
ちなみに、こけたときにブーツの上までぬかるみに突っ込んでしまった私は、ガムテープをしてなかったおかげで、ブーツの中までドロだらけになってしまいました。

道がないっ

さて、全員クリアして先へ進みます。
「フラットで走りやすい林道」はいったいどこへ???この先の様子も行かずともだいたいの予想がつきます。

案の定・・・・。

でっかい木が道をふさいでます。左はガケ。右はチュルチュル、ズボズボの急斜面。
にもかかわらず、N杉さんはKDX125でひょいひょいっと木と越えていってしまいます。おそろしや〜。

誰か一人行ってしまうと必然的に全員強行突破というのが暗黙のルール。
即座に私の頭の中では「あの木の下をねそべってセロオをすべりこませるにはどうすればよいか」ということが演算処理中であった。

がしかし!誰かのありがたいお言葉。

「あかんわ。この先道落ちてるわ」

「引き返そ。引き返そ。」
私の心の叫びを読んだかのように「しゃあないな、引き返すか」
というわけで全員バック。もと来た道を引き返します。

ってことはさっきのチュルチュルをもう一回ってことっ?!

それを心に命じて「もうそろそろかっ」「もうそろそろかっ」とビクビクしながら引き返します。
ん?これは・・・・。見覚えのある光景。「あれぇ?この辺じゃなかったっけ〜?」
でも誰もいません。(すでに前とかなり引き離されている)
まさかこの私をあのチュルチュル坂でほったらかしていってしまうハズがない。
・・・というのはやっぱり甘かった!
「ああああっ、やっぱりここでしょぉぉぉっ」と思った時にはすでに斜面に張り付いていた。
うしろでN尾さんがボソっと「誰かおったれよ・・・・」