モンゴルの里 さわやかロードツーリング (その1)

2004/10/03 兵庫県 篠山 モンゴルの里
  • 走行距離 : 160km
  • 参加者 : たみたん、師匠、I氏、H氏
 
GSXR-1100とSEROWでGO!

待ちに待った師匠のGSXR-1100がやってきました。
第一印象「でかっ!」
92年式ですが、かなりきれい。私のセロオも92年式なんですが、どうしてこうも違うんでしょう・・・?

さて、師匠はさっそく日曜日にこのGSXRを試乗すべく、とあるツーリングサークルのツーリングに参加するという。
「あんたどうする?」(師匠)
「行く」(たみたん)
「でもみんなこんなん(GSXR1100を指しながら)ばっかりやで?」(師匠)
「それでもセロオで行く」(たみたん)
「あそ。じゃあSEROWで参加できるか聞いてみるわ」(師匠)

と、いうわけでとりあえずツーリングサークルのメンバーのI氏にメールで連絡。
「明日急遽SEROWで参加は可能?」
「可能でしょう」(I氏)
I氏はSEROWと一緒に参加するなら当然師匠はDR-Z400で参加かと思っていたらしいが、今回はオンロードツーリングなので1100で参加です。
そんなこんなで、SEROWとGSXR-1100というでこぼこコンビでの参加となりました。ちなみに行き先は「モンゴルの里」。早くもセロオでモンゴル高原をかけめぐるという私の夢が実現かっ?(いや、ちがう、ちがう!)

今日の集合場所は須磨。9時に集合ということだが、だれかさんが「あっ!携帯電話忘れた!」とか言ってとりに帰ったおかげで遅刻気味。時間短縮のため明石から須磨まで高速道路を使います。
その途中で本日参加と思われるバイクを発見。合流して一緒に集合場所へ向かいます。師匠の後ろについて非力なセロオで必死こいてついていく私。今日は風が強いので、こんな日は100km/hも出せません。ふらつく車体を必死に抑えながら、決死の覚悟でGSXRに着いてゆきます。
すると、見慣れた青い財布が前を走る単車からコロコロコロっと風に舞って飛んで着ました。「おおおおっ!師匠、あんた財布落としてるでぇぇぇぇっ!」しかも高速道路で。
師匠もそれにすぐに気づいて単車をとめて取りに行きました。気づいてなかったらどうしようかと思ったわ。私には高速道路を歩いて財布取りに行くなんて勇気ありません。(ちなみに、ちょうど路肩にころがっていたのでとりに行くことができたのであって、まちがっても車線を横切って落し物取りにいかないように!自殺行為です。)

全員集合

さて、このツーリングサークル、うわさによると私とどっこいどっこいの「遅くてあぶないSEROW乗り」さんがいるらしい。その方も参加すると聞いて安心していたのだが、朝、集合場所についてみるとそこにいるのはたった4人。しかしバイクは2台で、どこにもSEROWなんてありません。

「あれ?こんだけ?」
「結局今日は自分ら含めて4人だけや。こちらの2人はお見送り。」
ええっと、でっかいバイクはよくわかりませんが、なになに?アフリカツイン(750cc)、テネレ(750cc)、師匠のGSXR(1100cc)、そして私のSEROW(225cc)。本当についていけるのだろうか?

まず最初はお互いに自己紹介。みなさん始めてお会いする方ばかりです。(といっても今日一緒に走るのは2人だけですが・・・)
師匠は2人とも知っていて、いつもよく一緒に走ってるメンバーなので、「なんや、結局いつものメンバーやん」って言ってます。アフリカツインに乗っているH氏は足がつかなくとも乗っていて、ちょっと尊敬。「ちょっと足の長さくらべさせて」といって私の隣にならぶH氏。あんまり変わらない・・・?「身長はオレの方が高いのに、足の長さは変わらへんぞーー」とやけに興奮するH氏であった。一方I氏は穏やかにおかしな人で、しゃべればしゃべるほど、どんどん話題がどっかへ行ってしまうという人物。ほんとはもっと他にもたくさん来るはずだったのになぜか結局この4人になってしまったのこと。う〜ん、もうひとりの遅くてあぶないSEROW乗りさんにお会いしてみたかった!

篠山でゆかいなモンゴル人に出会った(世界ウルルン滞在記調で読んでください)

朝9時半、須磨の集合場所を出発し、国道で篠山へ向かいます。先頭H氏、師匠、私、そしてI氏の順番で今日は走ります。(めっちゃ遅い私の後ろを走る人は忍耐強くなくてはいけません。ありがとうI氏殿)

ところで今日のツーリングの行き先は「モンゴルの里」。ちょうど師匠のツーリング仲間のひとりがモンゴルへ行ってきたという写真を見てモンゴル熱が覚めやらぬ状態だったので、とってもタイムリーな選択です。
2回ほど休憩とっただけであっという間に到着してしまいました。途中の村で秋祭りをやっていて、おみこし渋滞にひっかかったのと、イガ栗がころがっていたのを踏まないように気をつけながら走ったくらいで、特にコレといったトラブルもおもしろい事件も転倒さわぎも無く、到着です。ただし途中で雨がぱらついてきて、体は心から冷え切ってます。あまりの寒さに指の感覚が無くなり、ウィンカーも出せなくなるほど。早くお風呂に入りたいーー!

モンゴルの里。そこにはモンゴルの白いゲルが5つほどたっていました。

「なんか想像しとったんとちゃうなぁ」(H氏)
「おおおお、モンゴルだ。モンゴルだ。馬とか乗れるんかなっ?」(たみたん)
「お昼はモンゴル料理でもいっとく?」(H氏)
「ええぇっ。それってチャレンジャーじゃない?」(師匠)
「そりゃここまで来たんやからいっとかなあかんやろー」(I氏)
「いいねぇ。食べよ食べよ。」(たみたん)

表でワイワイやってるとレストランになっている大きなゲルから「イラッシャイマセ〜」と突如現れたモンゴル人。この人に親しみを覚えたのはやはり我らの祖先もモンゴル民族だったからでしょうか?このゲルの前で写真をとろうとカメラを構えると「サッ」と写真中央に入ってスマイルをふりまくこのモンゴル人。只者ではないっ!

「民族衣装キテマスカラネ。イイ記念ニナリマス」と、サービス満点です。