メンテナンス修行 〜 メカニックへの道? |
でも「来るなら作業する」というのでジローを見に行くことにした。だったらジローの作業してるところ写真撮っとこーと思いでっかいカメラも持っていく。 工場に着くと先客が1名。SR500の車検らしい。その後も続々とお客さんがやってくる。 今日は結局SRが3台も入った。そういやここはSR屋やったな(笑)。しかも全部500。 ここの作業順序はナンバー付きが優先なので、まだナンバーのないジローは後まわし。いいよ急がないし。まだまだ暑いし、乗るのは涼しくなってからでいい。 もう今日はジローの作業はしないのか?そんならそろそろ帰るか?と思い始めたころ「さぁ〜〜ジローちゃんやろか〜〜」。 あ、そう?そんなら写真撮ろか。 |
「なんかえらい斜めになるな〜」とイマムラさん。そうそう、セローはなんか傾きが大きいんですよ。山の中とかで停めててもこけにくいようにじゃないかしら?? ざざ〜っと一回りチェック。さて開けてみましょう〜〜♪ |
「うわぁ〜〜!なんやこれ。ぜんぜんあらへんやん!」 「予想はしとったから部品は頼んであるけど、こんなにきれいに全部なくなってるとは・・・」 何?何? エアエレメントというスポンジが古くなってボロボロになって、それが木っ端みじんに粉々になって、全部エンジンの中に吸い込まれてるらしい。それってあんまりよろしくないんとちゃうの?? 「キャブのオーバーホールせなあかんな」 はいはい、よろしくお願いします。 |
どうやら見た目はピカピカだけども、全然整備をしない人が乗っていたと思われる。 車検がないので、自分から気を付けて定期的に点検・整備をしてないとこういうことになる。私も気をつけよう! |
これはまだ目視で確認できる大きさ(笑) もっと粉の状態のものがぶわぁっと飛び散った。エンジンの中に吸い込まれて詰まっているかもしれない。 8000kmほど走ってはるが、この状態で何km走ったかが問題だ。 |
バッテリーはユアサでした。 ちゃんと大きいのがついてます。 ちなみに初代セロオ君のバッテリーは師匠にちびっこいのに交換されていました。 そのおかげ?で、セルではエンジンがかからず毎朝キック始動。 でもジロー君にはキックがついていないのよねぇ。ちょっぴり心もとない。 |
「セロオはタンクに直接コックがついとったやろ?」 そうやったかなぁ・・・。そこまで覚えてないけど、そう言われたらそうやったような気もする。 それにしてもほんまピカピカやな。外見は(笑) でもこれからいろんなところ開けたら、いろいろ問題が出てくるかもしれない。 なんせ20年も前の単車。若作りできても衰えはごまかせない。 |
そばで見ていたお客さんも「うん、うん」とうなづく。 じゃぁ、いいようにやっといてくださいまし。 |
ええ体しとる(笑) |
別に傷があることは気にしない。いずれつくしね。 ただ、傷ひとつないピカピカだと思っていたけれど、よくよく見るとひょっとしたらこれは一回立ちごけでもしたんとちゃうか?という傷があった。 |
しかもぜんぜんちゃう色で(笑) どうせなら緑でやりーな。なんで青やねん。 どうやら右側にこかしたみたいやね。ポテっといってしもたかな? 自分が左側に立ってるので、右側に単車が倒れていくともう支えきれない。自分と反対側に倒れていく単車をひっぱり戻す力がない。 ヘタすると自分も一緒にこけてって単車の上に乗っかってしまう。 |
なんという部品やったか名前忘れたけど、部品を交換したほうがよいらしい。 ゴムのパッドみたいなやつかな。 「チェーンとスプロケもいずれ交換しーな」と。はいはい。 |
なんかコテコテやな。黒いくずがいっぱいへばりついてる。 外見だけじゃなくって中身もピカピカにしとかなくっちゃぁ。 女性もメイクだけ濃くってボディ鍛えてないのはあかんでしょっ? |
マジで〜〜っ?? あぶないあぶない。走ってるうちにガタガタ緩まってきたんかな。やっぱりちゃんとメンテナンスしとかないと。 イマムラさんにちゃんと見てもらっててよかったよ〜。 |
左のウインカーが歪んでた。 これは手でキュッと直した後の写真。 まだ左右対称ではない気がするが・・・。 |
というわけで、本日の作業は10分で終了。作業というか点検というか・・・。 しかし、ちっとも整備されていないらしいことが分かったので、徹底的にオーバーホールが必要。 イマムラさん儲かるね(笑)。まいどおおきに。 続きはまた今度〜〜。いつかな?? |